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2025大河ドラマ『べらぼう』第8回メモ 250223放送

2025大河ドラマ『べらぼう』
第8回「逆襲の『金々先生』」メモ(250223放送)

蔦重(横浜流星)が手掛けた瀬川(小芝風花)の名を載せた細見で、吉原には客が押し寄せる。そんな中、瀬川の新たな客として盲目の大富豪、鳥山検校(市原隼人)が現れる。


この時代の元号

蔦屋重三郎(1750~)

平賀源内が田沼意次に社参を見世物にして金を得たらどうかと提案。

吉原の引き札屋(チラシ)

本は上方(関西)から流れてきた。
江戸の本屋は最初は須原屋と鱗形屋だけだった。

鳥山検校(とりやまけんぎょう)
盲人は幕府の手厚い保護を受けて生業として
高利貸しも認められ、富を得る者もいた。

『金々先生栄花夢』(恋川春町)1775(安永四年)
黄表紙の最初の作。
金々先生・・通ぶっている人。
田舎の若者がうたた寝する間に見た夢の話。

瀬川が本を読みながら、「ひゅー(口笛)」と(←原文まま)

『女重宝記(おんなちょうほうき)』花嫁修業の本

商家のお内儀(ないぎ)
内儀:町人の妻

「女と博打は麹町の井戸。はまれば底が知れぬ」
麹町は高台にあるので井戸が深い。

 


〇べらぼう紀行

滝泉寺(目黒不動尊)
東京・目黒区

 

 

世界史【38】戦間期のアジア諸地域

世界史【38】戦間期のアジア諸地域

38ー1 新文化運動と中国の民衆運動
38ー2 北伐と中国共産党の動向
38ー3 朝鮮と東南アジアの民族運動
38ー4 インドの民族運動
38ー5 トルコ革命
38ー6 イスラーム諸国の動向


38ー1 新文化運動と中国の民衆運動

・新文化運動(文学革命)
知識人たちが行った意識改革。啓蒙。
北京大学

陳独秀『新青年』
「民主主義と科学」旧体制、儒学を反対

胡適(こせき・こてき)
白話(はくわ)文学運動 文語⇒口語

李大釗(りたいしょう)中国に社会主義を伝える。マルクス主義研究会の創設。

魯迅(ろじん)
『狂人日記』『阿Q正伝』民衆への啓蒙

二十一ヵ条要求の取り下げが認められず。
↓↓
・五・四運動(1919)
全国規模の反帝国主義
へ発展。

反欧米、反日、反軍閥政府。
↓↓
軍閥政府はヴェルサイユ条約調印拒否

国民党と共産党
孫文が目指した中国の国民革命

・孫文が「中国国民党」を結成(資本主義的)
大衆政党

陳独秀が「中国共産党」を結成(社会主義的)(初代委員長)※毛沢東は途中からリーダーになった。
↓↓
第1次国共合作
孫文・三大政策「連ソ・容共・扶助工農」共産党との協力体制。
まず外国の言いなりになっている軍閥を倒す。そのあと外国勢力を追い出そう。


38ー2 北伐と中国共産党の動向

孫文の死(1925)

五・三〇(ごさんじゅう)運動
再び全国的の反帝国主義。

北伐
北京にいる軍閥を倒す

国民党と共産党は「広州国民政府」を樹立。

国民党右派(反共的):蒋介石
国民党左派(容共派):汪兆銘

上海クーデタ
蒋介石が共産党員を弾圧する。
浙江(せっこう)財閥と結託。
国民党と共産党の関係が悪化

・国共分裂
↓↓
南京国民政府(国民党のみで結成)

山東出兵
日本出兵。北伐軍(蒋介石)を邪魔したい日本。蒋介石はこれを

張作霖(軍閥のリーダー)
蒋介石に敗れて逃亡。
張作霖爆殺事件(奉天事件)←日本の関東軍がやった。口封じ。

張学良
北伐軍に降伏。

ーーーーーーー
中華ソヴィエト共和国臨時政府
主席:毛沢東。
瑞金(ずいきん)

都市から農村へ。
紅軍の創設。


38ー3 朝鮮と東南アジアの民族運動
日本の朝鮮総督府
武断政治
軍隊による韓国支配。

三・一独立運動(1919)
パリ講和会議の民族自決の原則に触発。
朝鮮各地で民衆デモが拡大(五・四運動より先。同年)

文化政治へ移行
日本語を強制など。

ーーーーーーーー

東南アジアの民族運動

・ビルマ(ミャンマー)
英領インド帝国。

タキン党
指導者:アウン・サン
(娘がアウン・サン・スーチー。WW2後、軍部独裁の中、自由と民主化を呼びかけた。ノーベル平和賞)

 

・インドネシア
オランダ領東インド

アジア初の共産党はインドネシア共産党。(中国ではない)
(ロシア革命の影響)

インドネシア国民党
指導者:スカルノ

 

・インドシナ民族運動
(ベトナム、カンボジア、ラオス)
仏領インドシナ。

インドシナ共産党
指導者:ホーチミン

平和的に独立を勝ち取った国⇒フィリピン
・フィリピン
米領

フランクリン・ローズヴェルト
フィリピン独立準備政府(武力ではない)


38ー4 インドの民族運動
インドを裏切った英に反発
WWⅠ中
・国民会議派(ヒンドゥー教徒)人口の80%。反英。
・全インド=ムスリム連盟(イスラーム教徒)人口の10%
英が作った↑
敵対関係にあったが協力になった。
理由は英はオスマン帝国と敵対。
ムハンマドの代理人カリフがいたため。

最初は対立していたが手を結んで反英運動に。

戦後自治の約束。
インドは英に協力した。
↓↓
しかし・・
ローラット法
(令状なしの逮捕、裁判抜きの投獄など。)
で、自治はほごにされた。民族運動をつぶされる。
↓↓
アムリットサール事件
英への抗議集会。武力で弾圧される

ガンディー
非暴力・不服従
英への抵抗運動。
サティヤーグラハ(真理の把握)」を続ける

 

・国民会議派:ネルー
完全独立(プールナ=スワラージ)
を要求

塩の行進
英の塩の専売法に反対
第2次非暴力運動

・英印円卓会議の開催
開催地:ロンドン
1回だけ参加するもあとはボイコット。

・「新インド統治法」
英:州レベルでの自治を認める。
↓↓
ネルーは自治ではなく独立(プールナ=スワラージ)を要求。

 


38ー5 トルコ革命

オスマン帝国の降伏。
WW1同盟国側で負けた。
↓↓
セーヴル条約
不平等条約

ムスタファ・ケマル(ケマル・パシャ)
アンカラで臨時政府
侵入してきたギリシア軍を追い出す

スルタン制廃止(1922)←オスマン帝国の滅亡
スルタンとは「オスマン帝国の皇帝」。トルコの国民が立ち上がって弱腰なオスマン帝国を倒した。
↓↓
ローザンヌ条約の締結
セーブル条約に変わる新しい連合国との講和条約。イズミル回復。治外法権の撤廃。
↓↓
トルコ共和国
(都:イスタンブルからアンカラに変わる。)

ムスタファ・ケマルが初代大統領になり近代化を目指す。
・カリフ制廃止(政教分離)←イスラム国家の中では政教分離は珍しい。
・女性解放
・文字改革(アラビア文字⇒ローマ字へ)
・尊称:「アタテュルク(トルコの父)」と議会から呼ばれる。

 


38ー6 イスラーム諸国の動向

英支配からの脱却をめざす。エジプト、イラン、アフガニスタン。

<エジプト>
ワフド党(代表の意)の結成。
エジプト王国(条件付き。)(1922)
英はエジプトの防衛権を保有。

・エジプト=イギリス同盟条約
エジプト国内の軍事占領は終了。スエズ運河だけ駐屯権。

ーーーーー
<イラン>
カージャール朝
支配
北:ロシア
南:イギリス
WW1中は両国に占領。⇒後に英の支配。

英から独立
パフレヴィー朝
レザー=ハーン(位1925~41)
英との不平等条約を撤廃。
国号をペルシアから⇒イラン

ーーーーー
<アフガニスタン>
インドの北。
WWⅠ後、英から独立(1919)
英はあっさり認める。
インドで独立運動が起こっていてそちらで手一杯。

ーーーーーーー

現在まで続く中東問題。

英の3枚舌。アラブ人国家建設、ユダヤ人国家建設、英仏露で分割、というのをそれぞれと約束した。
↓↓
結局、英仏の委任統治になった。

・仏(北)
シリア、レバノン

・英(南)
イラク、パレスチナ、トランスヨルダン

英仏が民族、宗派関係なく勝手に国境を引いた。これが今でも中東地域の情勢を不安定にしている要因。
↓↓
イラク王国独立
レバノン独立
↓↓
(WWⅡ後)
ヨルダン王国独立
シリア独立

パレスチナ
アラブ人 VS ユダヤ人

WWⅡ後、英は手放し国連に渡す。

 


 

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2025大河ドラマ『べらぼう』第7回メモ 250216放送

2025大河ドラマ『べらぼう』
第7回「好機到来『籬(まがき)の花』」メモ(250216放送)

蔦重(横浜流星)は今の倍売れる細見を作れば、地本問屋仲間に参入できる約束を取り付ける。しかし西村屋(西村まさ彦)と小泉忠五郎(芹澤興人)が反発し、阻もうとする。


この時代の元号

蔦屋重三郎(1750~)

「李白の『静夜思(せいやし)』のごときだな。蔦重の吉原への思いは」

『静夜思』
床前看月光 疑是地上霜
挙頭望山月 低頭思故郷
(訳)
寝台の前で月の光を見る
地面に降りた霜のようだ
顔を挙げて山の上の月をながめ
頭を垂れて故郷を思う

 

名跡(みょうせき):代々受け継がれていく家名

間夫・真夫(まぶ):遊女が真情を捧げる男。

小川紙(おがわし):埼玉、小川町で作られる和紙。

五代目瀬川の襲名。花の井。


〇べらぼう紀行

東京都台東区
隅田川

山谷堀(さんやぼり)
吉原への水路とされた。猪牙舟(ちょきぶね)

 

 

 

世界史【38】戦間期のアジア諸地域

世界史【38】戦間期のアジア諸地域

38ー1 新文化運動と中国の民衆運動
38ー2 北伐と中国共産党の動向
38ー3 朝鮮と東南アジアの民族運動
38ー4 インドの民族運動
38ー5 トルコ革命
38ー6 イスラーム諸国の動向


38ー1 新文化運動と中国の民衆運動
38ー2 北伐と中国共産党の動向
38ー3 朝鮮と東南アジアの民族運動
38ー4 インドの民族運動
38ー5 トルコ革命
38ー6 イスラーム諸国の動向


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2025大河ドラマ『べらぼう』第6回メモ 250209放送

2025大河ドラマ『べらぼう』
第回「鱗剥がれた『節用集』」メモ(250209放送)

蔦重(横浜流星)は、鱗形屋(片岡愛之助)と新たな青本を作る計画を始める。そんな中、須原屋(里見浩太朗)から『節用集』の偽板の話を聞き、蔦重にある疑念が生じる…。


この時代の元号

蔦屋重三郎(1750~)

金金(きんきん):当世風でしゃれていること。江戸中期の流行語。

物見遊山(ものみゆさん):名所や盛り場に行って見物する

『楠末葉軍談(くすのきばつようぐんだん)』

「花のさわりのなきようにいたす」=花魁が揚代(あげだい)を自分で払うこと。

「地本(じほん)は当たってこそだから」
地本より書物の方が割り良く儲かる。

青本:大人向けの娯楽本
赤本:子供向けの絵本

小島松平家

鈴木春信『風流艶色真似ゑもん』(まねえもん)(艶本)
目計頭巾(めばかりずきん)
半可通(はんかつう)

ーーーー

勘定吟味役:幕府の職。勘定奉行に次ぐ地位。

日光社参(にっこうしゃさん):日光東照宮への参詣。

御金蔵(おかねぐら):幕府の財政。

徳川家基(いえもと):十代将軍・家治の嫡男。(次の将軍候補だが。。)

大奥は親田沼派だったが御台所様(将軍の正室・五十宮倫子)が亡くなってからは風向きが変わる。。

知保の方(ちほのかた):家基の生母。

ーーーー

店の金をちょろまかす手代(てだい / 使用人・丁稚と番頭の間)を源四郎と言った。

うがちを入れる(カンタンなトリックみたいな?知る人ぞ知るしかけ、かかってること、裏の意味。)

・地口(じぐち)
「恐れ入谷の鬼子母神(おそれいりやのきしもじん)」
江戸っ子の好きなダジャレみたいなもの。
団扇絵で糊口を凌いでいる者(恋川春町か)

奸賊(かんぞく):悪しき者。
奸臣(かんしん):邪悪な(悪だくみをする)家来。

ーーーー

旗本
佐野 善左衛門 政言(さの ぜんざえもん まさこと)

田沼家は佐野家の家臣だったと言ってきた。

御書院番士(ごしょいんばんし):江戸城の警護、将軍外出時の護衛など。
濡れ手に粟。

「せいぜいありがたく頂いとけ。それが粟餅を落としたやつへの手向け(たむけ)ってもんだぜ」

手向け:お供え物


〇べらぼう紀行

日枝(ひえだ)神社:江戸の守り神。

産土神(うぶすながみ):生まれた土地を守る神。

家治は絵も得意。将棋。

 

世界史【37】第一次世界大戦後の欧米諸国

世界史【37】第一次世界大戦後の欧米諸国
第一次世界大戦後の欧米諸国をみる視点

37ー1 戦勝国アメリカの栄華
37ー2 戦勝国イギリス・フランス
37ー3 敗戦国ドイツの復興
37ー4 ファシズムの台頭
37ー5 東欧諸国の動向


37ー1 戦勝国アメリカの栄華
米が政治・経済No1に。排他・排外的になる。

民主党(1913~21)
ウィルソン大統領
禁酒法(プロテスタント、特にピューリタンたちの意思を反映)(1920~1933)

女性参政権
(総力戦で女性も兵器工場で働く。女性の地位向上。)

モンロー主義「米は米、欧は欧」に戻そう。
・ヴェルサイユ条約の批准を拒否。(上院の反対)
米は連盟に不参加。
さらに保守化が進み次は共和党に。

〇共和党(1921~33)3代続く
排外的。(外国人出ていけ)保守的。

米は連合国の兵器工場になったため債務国から債権国になった。
大衆消費社会へ。新聞やラジオ放送など。

・WASP(ワスプ)北部都市・白人中産階級
白人、アングロ・サクソン、プロテスタント。
K・K・K(クー・クラックス・クラン)活動再開。黒人差別。
サッコ・ヴァンゼッティ事件。(伊系・冤罪)

移民法(1920)
アジアからの移民は全面禁止。排日移民法。


37ー2 戦勝国イギリス・フランス

<英>
インフレで苦しむ。
社会主義の政党。

ウィンザー朝(1917~現在)
(ハノーヴァー朝から改名。ドイツ読みなので。)
スチュワート朝⇒ハノーヴァー朝(独出身諸侯)
(ウィンザーはバッキンガム宮殿がある地名)

ロイド・ジョージ挙国一致内閣。
第4回選挙法改正。女性に選挙権。

・第1次マクドナルド内閣(1924)
英で初の労働党内閣。(社会主義)自由党と連立。

第5回選挙法改正
21歳以上の男女に選挙権。

ウエストミンスター憲章(1931)
自治領を本国と立場が同じにする。法的に制定。
「大英帝国」⇒「イギリス連邦」と改称

=====

<仏>外交。
クレマンソー、ポワンカレ内閣。

本音:独のことキライ。ルール占領←英仏に怒られた。
建前:手のひら返しで独と協調。(同じポワンカレが。)
ロカルノ条約、不戦条約。


37ー3 敗戦国ドイツの復興

ドイツ革命(1918~19)
キール軍港水兵反乱。
「評議会(レーテ)」が成立。
(ロシアではソビエト、ドイツではレーテと呼ばれる。)

・ヴィルヘルム2世亡命

・ドイツ共和国成立。(王や皇帝がいない)

・スパルタクス団
ドイツをロシアのような社会主義国家にしようと暴動。←鎮圧。
ローザ・ルクセンブルク(ポーランド出身女性革命者)
カール・リープクネヒト

ヴァイマル国民議会が開催

ヴァイマル(ワイマール)憲法
当時世界で最も民主的。主権在民、男女平等の普通選挙。

ヴァイマル共和国
初代・エーベルト大統領

・賠償問題
ルール占領⇒激しいインフレ⇒経済混乱
ドイツ共産党の武装蜂起など

シュトレーゼマン大連合内閣
シュトレーゼマン首相はレンテンマルクという新しい紙幣を発行。
インフレを奇跡的に収束させる。

2代ヒンデンブルク大統領
シュトレーゼマン外相。平和・協調外交。
ロカルノ条約、国連加盟など。

着実に復興を歩む・・。


37ー4 ファシズムの台頭

伊。戦勝国だけど不満。
参戦の条件に英仏と約束した「未回収のイタリア」が一部回収できなかった。

フィウメ問題
南チロル、トリエステは回収できたが、フィウメ(伊人多い)は連盟の管理下に。ユーゴスラヴィア領になってしまった。

戦後不況。北伊でスト。政府(イタリア社会党)に鎮圧される。うまく行かず。

新しい政治思想。ファシズムの台頭。
貧富どちらにも支持される。

ムッソリーニ(ファシスト党)
・反社会主義←資本家から支持。
・国家による経済統制。
仕事は与える。物価は下げる。←下層階級からも支持
※ただし言論の自由は許さない。
ファシズム=全体主義。

ローマ進軍
ムッソリーニのクーデター。政権獲得。
国王はムッソリーニの組閣を承認。

・フィウメ併合
国民から支持が高まる

ファシスト党の一党独裁制

アルバニア保護国化
植民地拡大(バルカン半島)。
強いイタリアをアピール。

ラテラン条約(1929)
政府とローマ教皇が和解。
「バチカン市国(しこく)」が建国

国民の仲間意識を高めていく。
当時イタリア国民はファシズムを支持していた。


37ー5 東欧諸国の動向
・「民族自決」が東欧には適用され独立していく。
・西欧は東欧の独裁政治を認めていく。(←「社会主義さえ阻止してくれれば」何でもいい)

・ポーランド
✕ソヴィエト=〇ポーランド戦争
ピウスツキ(独裁者)

・ハンガリー
ハンガリー革命(1918~19)
社会、共産党が社会主義政権を樹立。
↑↑
ホルティがつぶす。社会主義を阻止。

=======
ソ連の経済成長

・レーニンの死(1924)
後継者をめぐって2人が争う。
↓↓
✕トロツキー:「世界革命論」
世界に革命を広げよう。
VS
〇スターリン
:「一国社会主義論」
社会主義はソヴィエト一国で充分。

・スターリン体制(1930年代)
協力な独裁。粛正。反対派を大量に処刑。

・スターリン憲法
形式的な民主主義。男女平等。民族平等。(書いただけで実際はやらない)

〇計画経済

第1次五カ年計画(1928~32)
重工業重視の工業化。

農業の集団化、機械化。
・コルホーズ(集団農場)
・ソフホーズ(国営農場)

第2次五カ年計画(1928~32)
軽工業の発展

ソ連は経済大国に成長した。

 


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世界史【36】ヴェルサイユ体制とワシントン体制

世界史【36】ヴェルサイユ体制とワシントン体制

パリ講和会議(1919)/ ヴェルサイユ条約(1919)/ 国際連盟
ワシントン会議(1921~2)/ ロンドン軍縮会議(1930)

ヴェルサイユ体制とワシントン体制をみる視点
36ー1 敗戦国ドイツの処分
36ー2 敗戦国の処理
36ー3 戦後の国際秩序の維持
36ー4 国際協調主義にむけて


36ー1 敗戦国ドイツの処分

〇 パリ講和会議(1919)
敗戦国とソヴィエト=ロシアは招かれず。(←周りの国々に警戒されている)
・ウッドロー=ウィルソン(米)「十四カ条の平和原則」に基づく主張。(民族自決=東欧に適用。アジア、アフリカには適用されず。)
・ロイド・ジョージ(英)英の地位の復帰。
・クレマンソー(仏)独に厳しい制裁を。
↓↓
〇 ヴェルサイユ条約(1919)
独に付きつけられた条件
・海外植民地は全て喪失。
アルザス・ロレーヌ(独仏国境。地下資源豊富)を仏に割譲。
・ポーランド回廊をポーランドへ。
ラインラント非武装。
ライン川流域。独仏の国境線。
・軍備制限。空軍、潜水艦、徴兵制禁止など。
・賠償金1320億金マルク(約200兆円)。

====
・国際連盟の発足

36ー2 敗戦国の処理

〇独以外の敗戦国との講和条約
(連合国と各国が結んだ)
サン・ジェルマン条約・・対オーストリア
ヌイイ条約・・対ブルガリア
トリアノン条約・・対ハンガリー
セーブル条約・・対トルコ(オスマン帝国)

〇東欧の独立
・バルト三国(エストニア・ラトビア・リトアニア)
・ポーランド
・フィンランド
・ハンガリー
・チェコスロバキア
・ユーゴスラビア

※ソ連との間の壁・ブロックとして独立を認めた。

〇第一次世界大戦後の西アジア情勢

〇アラビア独立(旧オスマン帝国領)
フセイン=マクマホン協定のフセイン(メッカの首長)
英に協力したらアラブ人国家を作っていいよと英は言ったので、フセインはヒジャーズ王国を作った。しかし英はイブン・サウード(サウード家)(英と仲がいい)を使って攻撃。サウジアラビア王国の成立。(=サウード家のアラビア)

〇国際連盟の管理=英仏の委任統治。
・英の管理
イラク、パレスチナ、トランスヨルダン
・仏の管理
シリア、レバノン
英仏が民族や宗派に関係なく勝手に国境線を引いてしまったので、今でも民族紛争が絶えない。

 

36ー3 戦後の国際秩序の維持

・国際連盟
世界初の集団安全保障。(本部・スイス・ジュネーヴ)。総会。
常任理事国・英・仏・伊・日
(問題点)
・提唱国である米は入ってない。
・全会一致の原則
・制裁規定の欠落
↓↓
だから第二次世界大戦を防ぐことができなかった・・。

・国際労働機関(ILO)
労働問題の調整機関。(社会主義革命を阻止するため)

 

〇東アジアの国際秩序

・ワシントン会議(1921~22)
(米が日本を押さえつけたい。。)
米ハーディング大統領。

四カ国条約
太平洋地域の現状維持が決定⇒日英同盟解消

九カ国条約
中国の主権、独立の尊重。
二十一カ条要求の失効。

ワシントン海軍軍備制限条約=軍縮。
主力艦の保有比率
英米日仏伊=5:5:3:1. 67:1. 67

 

36ー4 国際協調主義にむけて

ロカルノ条約(1925)
西欧の安全保障。
ドイツ外相:シュトレーゼマン(戦後ドイツの立て直し)
独の国際連盟加入。

不戦条約(1928)(60カ国)
・米国務長官:ケロッグ
・仏外相:ブリアン
「国際紛争の解決は武力によらない」(戦争放棄)
(←この条文は日本国憲法にも反映される)

ロンドン軍縮会議(1930)
補助艦の保有比率
米:英:日=10:10:7弱(←日本の海軍の反発を招いた)

〇独が賠償金に苦しむ

ルール占領(1923)仏とベルギー
仏が独の工業地帯ルール地方を占領。
生産停止⇒物価高インフレ激化

ドーズ案
米が独にお金を貸す。⇒独は英・仏に賠償金を支払う。⇒英仏は米に借金を返す。

・ヤング案
賠償金の減額。
↓↓
しかし「世界恐慌」で米に余裕がなくなった・・
↓↓

フーヴァー=モラトリアム
ドーズ案を1年停止。かえって独英仏が苦しくなる。。

 


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世界史【35後半】第一次世界大戦とロシア革命

世界史【35後】第一次世界大戦とロシア革命
第一次世界大戦とロシア革命をみる視点
世界史【35前】第一次世界大戦とロシア革命

<第一次世界大戦>1914-1918
35ー1 20世紀初頭の国際情勢
35ー2 第一次世界大戦の勃発
35ー3 第一次世界大戦の終結

<ロシア革命>1917
35ー4 ロシア二月革命。
35ー5 ロシア十月革命。史上初、社会主義国家の誕生
35ー6 内戦と諸外国の干渉


<ロシア革命>1917

35ー4 ロシア二月革命と二重権力の時代

第一次世界大戦で民衆が不満を高める。
ロシア二月革命(1917)(三月革命という場合もある)

・ペトログラード(首都・ロシア読み)蜂起
ペテルブルク(ドイツ読み)兵士も合流。

ソヴィエトの結成
労働者と兵士の代表による評議会。皇帝に対し早く戦争終結を求める。

皇帝ニコライ2世の退位
ロマノフ朝の滅亡。皇帝がいなくなり共和制へと移る。
↓↓
臨時政府
①立憲民主党が中心(金持ちが支持)
VS
ソヴィエト:②社会革命党と③メンシェヴィキが中心

社会革命党、メンシェヴィキ、④ボリシェヴィキ(農民が支持・社会主義)

臨時政府ととソヴィエトが併存

レーニン(ボリシェヴィキ)
亡命先のスイスから戻り「四月テーゼ」を発表。
「すべての権力をソヴィエトへ。臨時政府はいらない。」
即時講和を主張。

・ケレンスキー(社会革命党)
ソヴィエトの指導者でもある。
臨時政府の首相に就任。
戦争継続の方針を継続。←民衆は失望。次第に4つのうちの最後のボリシェヴィキに期待するようになる。

 


35ー5 ロシア十月革命。史上初、社会主義国家の誕生

社会主義:労働者、失業者、貧しい農民たちを助ける考え方。土地、工場はみんなのもの。富を分配する。

世界初の社会主義国家が誕生。

ロシア十月革命(1917)(十一月革命の場合もある)
ボリシェヴィキの武装蜂起。
臨時政府の消滅。⇒社会主義国家を樹立

・全ロシア=ソヴィエト会議

「平和に関する布告」レーニン
無併合・無償金・民族自決
講和条約のあり方を提唱した。(欧は黙殺。)

・「土地に関する布告」
地主廃止。

憲法制定のための選挙
社会革命党が勝って、ボリシェヴィキは負けた。

・チェカ(非常委員会)を作る
治安組織。秘密警察。

・憲法制定会議
武力で解散。
↓↓
ボリシェヴィキの独裁に。

ブレスト=リトフスク条約
独と締結。トロツキー。第一次世界大戦から離脱。

赤軍の設立。

政党名の「ボリシェヴィキ」(「多数派」という意味)⇒「ロシア共産党」と改称。

首都をモスクワへ変更。遷都。(欧とは距離を置くため)


 

35ー6 内戦と諸外国の干渉

・反革命軍(白軍・はくぐん)
地主・貴族・反ボリシェヴィキの反乱+諸外国

対ソ干渉戦争(1918~22)
シベリア出兵。チェコ兵救済を理由に勝手にロシアの領土に入る。

・ポーランド=ソヴィエト戦争
ポ〇 VS ✕ソ

コミンテルンを結成
ロシア共産党が中心。全世界で革命を起こさせよう。

・戦時共産主義
農作物を強制徴発・食料配給制に。

新経済政策(ネップ)(1921~27)
強制徴発を停止。

・ソヴィエト社会主義共和国連邦(1922)
(ソ連、ソ連邦)

4つの共和国(ロシア、ウクライナ、ベラルーシ(白ロシア)、ザカフカース。)で発足。⇒後に15の共和国に。

・ラパロ条約 ドイツがソ連を承認。欧で初。
・アメリカのソ連承認。(1933)

 


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2025大河ドラマ『べらぼう』第5回メモ 250202放送

2025大河ドラマ『べらぼう』
第5回「蔦に唐丸因果の蔓(つたにからまるいんがのつる)」メモ(250202放送)

蔦重(横浜流星)は鱗形屋(片岡愛之助)のもとで働き、暖れん分けで本屋になる道を選択しようとしていた。そんな中、唐丸(渡邉斗翔)はある男にしつこく脅されていた…。


この時代の元号

蔦屋重三郎(1750~)

株仲間:同業者が集まって作る。株を持たない者は商いができない。商売をしたいときは株を買って問屋(といや)になる。

秩父・中津川鉱山
鉄がうまく生成できない。
司馬遷『史記』「災い転じて福となす」

鉄を墨に切り変える。
鉄を精錬するときに大量に墨を使う。

公儀御用(こうぎごよう):幕府に御用として提供されたもの

「鯛の味噌津に四方の赤(たいのみそずによものあか)飲めや歌えやちんどんちんどん」贅沢三昧のような意味。四方の赤は酒の名前。

(狂歌師:四方赤良(よものあから)。=大田南畝(おおたなんぽ))

 

平賀源内は讃岐国の生まれ。元いた高松藩から平賀源内はどこも抱えちゃいけないとお触れが出ている。なのでどこにも仕官できない。

書物問屋(しょもつどんや)。須原屋。
漢籍(かんせき):漢文で書かれた書物。

書物問屋は株仲間に入ってるが、地本問屋(じほんどんや)は株仲間に入っていなかった。

開国すればいろんな職業ができる。
幇間(ほうかん):男芸者。
通詞(つうじ):通訳

浮世絵師。
春信(鈴木春信)、湖龍斎(礒田湖龍斎)、重政(北尾重政)。

「誠のことが分からないならできるだけ楽しいことを考える」。
それが、わっちらの流儀だろう。

尾張・熱田
『早引節用集』

 


〇べらぼう紀行

埼玉県秩父市
平賀源内。鉱山事業。金や鉄を掘り出す。⇒後に森林を使った木炭の製造と荒川の流れを利用した運搬業を始める。

 

『べらぼう』5回目感想。頼む。うつせみ、幸せになって。

 

 

 

世界史【35前半】第一次世界大戦とロシア革命

世界史【35前半】第一次世界大戦とロシア革命
第一次世界大戦とロシア革命をみる視点

<第一次世界大戦>1914-1918
35ー1 20世紀初頭の国際情勢
35ー2 第一次世界大戦の勃発
35ー3 第一次世界大戦の終結

<ロシア革命>1917
35ー4 ロシア二月革命。
35ー5 ロシア十月革命。史上初、社会主義国家の誕生
35ー6 内戦と諸外国の干渉


<第一次世界大戦>1914-1918
35ー1 20世紀初頭の国際情勢
①独に対する同盟
ビスマルク時代は独と露は秘密条約を結んでいたが、ヴィルヘルム2世はそれを更新せずロシアとけんかを始める。
↓↓
仏はそれをのがさず、露と手を結ぶ。
・露仏同盟(1891)

三国同盟のイタリアとオーストリアは領土(未回収のイタリア)をめぐって実はギクシャク状態。

②三国同盟 三国協商

独は英にもけんかを売る。
↓↓
「光栄ある孤立」だった英が他の国と初めてくっつく。
⇒日英同盟(1902)
↓↓
その後も英は仏や露と同盟を組む。

三国同盟:独・伊・オーストリア
VS
三国協商:英・仏・露
↑↑
独キライ同盟。
露仏同盟(1891)。英仏協商(1902)。英露協商(1907)。

③バルカン半島は欧の火薬庫

独や露の思惑がバルカン半島にあったため。
パン=ゲルマン主義(ドイツ)
VS
パン=スラヴ主義(ロシア)
セルビア:パン=スラヴ主義の中心勢力。独は入ってくるな。

青年トルコ革命(1908)
・便乗する形でブルガリアが独立。

・オーストリアが無理やりボスニア・ヘルツェゴビナを併合。バルカン半島に勢力を伸ばしてくる。
↓↓
隣のセルビアは反発。

オスマントルコは伊に攻められるなど弱っている。

バルカン同盟(1912)
セルビア・ブルガリア・モンテネグロ・ギリシア+ロシアの支援
第1次バルカン戦争・・オスマン帝国敗北
第2次バルカン戦争・・仲間割れしてブルガリアが敗北。

オスマン帝国とブルガリアはセルビアやロシアに反感を持つようになる。
=独、オーストリア側に付く。


35ー2 第一次世界大戦の勃発
セルビア青年が放った銃弾が世界大戦を引き起こす。

サライェヴォ事件(1914.6.28)
オーストリア皇位継承者・フェルディナント夫妻。
陸軍演習の視察でサライェヴォ(ボスニア州都・オーストリアが無理に併合した地域)に来る。

セルビア人青年「にっくきオーストリアめ・・」
夫妻を暗殺する。

・オーストリアがセルビアに宣戦。
↓↓
ロシア(協商国=連合国)がセルビアを支援。
↓↓
ドイツ(同盟国)がオーストリア側に付く。露、仏に宣戦。
↓↓
世界大戦へ・・

・独は三方を囲まれている。

仏 独 露

短期決戦をめざし、まずは全力で仏を倒したい。

■ 西部戦線(仏との戦い)
独はベルギーの中立を侵犯し、パリを攻めようとした。
(中立国は攻めてはいけない。国際ルール)
英が怒る⇒英の対ドイツ宣戦。

・マルヌの戦い(1914.9)
〇仏 VS ✕独

■ 東部戦線(露との戦い)
・タンネンベルクの戦い(1914.8)
仏に向かうさなか、ロシアが後ろから来た。独はロシアに勝利。
〇独 VS ✕露
勝った勢いのままロシアに侵攻するが、そこでは独は敗北。

■ 海上戦(英との戦い)
独は潜水艦を使う。
ルシタニア号の撃沈。軍艦ではなく一般客船。
米の国民が犠牲に。⇒米が怒る


35ー3 第一次世界大戦の終結
日本も参戦。
独の中国領土を攻める。膠州湾と青島を占領。
二十一カ条の要求・・大隈重信(早稲田大学)中国の植民地化を進める。

・イタリアの裏切り。
三国同盟の伊が動いていない。(=中立を保っていた。)それに英と仏は目を付ける。
未回収のイタリアを渡すから・・と交渉。⇒伊が三国同盟離脱して英仏に付く。

〇英の秘密条約・3つ(どうしても勝ちたい英・・)3枚舌。
フセイン・マクマホン協定
アラブ人をオスマン帝国内で反乱を起こすようけしかける。オスマン帝国からのアラブ人国家の独立を約束。

サイクス・ピコ協定
オスマン帝国領を英仏露で分割。

バルフォア宣言
パレスチナ(オスマン帝国領内)におけるユダヤ人国家建設を支援。

さらにインド自治の約束もする。

協商国(連合国)20カ国 VS 同盟国 独墺オスマン帝国・ブルガリア

・ソンムの戦い
英軍が初めて戦車を使う。

独・無制限潜水艦作戦(1917)
⇒米が怒る。参戦を決定。

ウィルソン大統領 十四カ条の発表

・ロシアは革命が起こり戦線離脱。

・ドイツ革命(1918~19)
キール軍港の水兵反乱
各地にレーテ(評議会)が成立⇒皇帝ヴィルヘルム2世は亡命。共和制へ。

・ドイツ休戦協定⇒第一次世界大戦終結。

 


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