鎌倉時代 – 楽しく歴史

執権・北条家

執権・北条家

初代 北条時政(北条政子の父、源頼朝の義父)

2代 北条義時

3代 北条泰時(御成敗式目)

5代 北条時頼

8代 北条時宗(元寇)

 

2-3 元寇

元寇は鎌倉幕府が滅びるきっかけにもなった。

1206 チンギスハンがモンゴル統一
1268 大宰府にモンゴル使者。日本に服属を要求。
8代執権・北条時宗が拒否。
1271 フビライハンが国号を元とする
1274 元寇1度目。文永の役(ぶんえいのえき)
1281 元寇2度目。弘安の役(こうあんのえき)
御家人が北九州の沿岸で元軍と戦う。火薬武器(てつはう)に苦戦。暴風雨で元軍が敗退。恩賞が少なく幕府に不満。
1297 幕府が徳政令を出す(永仁・えいにんの徳政令)
御家人の借金帳消し。これ以降金が借りられなくなる。
1333 鎌倉幕府が滅びる

 

 

 

2-2 鎌倉時代の文化と仏教

1.鎌倉文化
武士の文化。力強い作風が生まれた。

◆建築・彫刻
東大寺南大門「金剛力士像」運慶 写実的で力強い

◆文学
「新古今和歌集」藤原定家(百人一首の撰者

「平家物語」琵琶法師(軍記物)

「徒然草」吉田兼好

「方丈記」鴨長明

 

2.鎌倉時代の仏教
実践しやすい。武士や民衆に広まる。
(NEW仏教6(シックス)by中田敦彦)

◆「念仏」を唱えることで救われる

1.法然。浄土宗。「南無阿弥陀仏」

2.親鸞(法然の弟子)。浄土真宗。(一向宗←のちに織田信長と対峙)。
悪人であると自覚で救われる。

3.一遍(いっぺん)。時宗(じしゅう)。踊念仏。

 

◆「題目」を唱えることで救われる

4.日蓮。日蓮宗。「南無妙法蓮華経」

 

◆「禅宗」・・「座禅」を通して自らの手で真理を悟る

5.栄西(えいさい)。臨済宗(りんざいしゅう)。「雪花の虎」9巻。大徳寺でお茶を習う。

6.道元(どうげん)。曹洞宗(そうとうしゅう)。「雪花の虎」林泉寺。

 

2-1 武士の台頭と鎌倉幕府

900年頃、武士の台頭。源氏と平氏の争い。源頼朝の鎌倉幕府。

・平安時代・後期

10世紀 武士が成長し武士団ができる。

平将門の乱(関東)、藤原純友の乱(瀬戸)

源氏と平氏が勢力を広げる。

1086 白河上皇が院政を始める。(退位した天皇(上皇・OB)の政治)
1167 平清盛が太政大臣になる。日宋貿易。
1185 壇ノ浦の戦い。平氏が滅ぶ。

 

・鎌倉時代

1192 ・源頼朝が征夷大将軍になる。鎌倉幕府。

武士による新しい政治。

※「御恩と奉公」・・頼朝の家来の武士を御家人という。将軍と御家人は土地を仲立ちにして強い主従関係を結ぶ。

・全国に守護と地頭を置く

・源氏の将軍は3代で終わる。⇒北条氏が執権

1221 承久の乱

後鳥羽上皇(「99「ひともをし」作者)VS 幕府。

幕府の勝利。⇒京都に「六波羅探題(朝廷の監視)」を置く。

1232 ・3代執権・北条泰時「御成敗式目」・・御家人の裁判の基準。

 


<引用>

鎌倉幕府

源頼朝 鎌倉幕府

守護 治安維持。国ごと。

(都道府県の警察本部長みたいなもの)

地頭(じとう)税金。荘園ごと。