ロシア – 歴史note

漫画『女帝エカテリーナ』2巻メモ

コミック文庫・漫画『女帝エカテリーナ』2巻
著者:池田理代子 原作:アンリ・トロワイヤ

(メモ)
エカテリーナ2世 18C啓蒙専制君主
1729-1796(67才没)
在位1762-1796(33才-67才)

副宰相ミハイール・ヴォロンツォーフ伯

姉:エリザヴェータ・ヴォロンツォーヴァ
妹:エカテリーナ・ヴォロンツォーヴァ

VS
宰相ベストゥージェフ伯

スタニスワフ・ポニャトフスキ

英・プロシア
VS
仏・オーストリア
ロシアは仏と条約を結んだので、敵はプロシア・フリードリヒ2世。

権謀術数(けんぼうじゅっすう):はかりごと

北アメリカでの英仏の植民地争い

1756-1763 七年戦争へ
(墺が普からシュレージエンを取り返そうとした。)

オルローフ家
長男:イヴァン
次男:グリゴーリー
三男:アレクセイ
四男:フョードル
五男:ウラジーミル

1762年 エリザヴェータ女帝崩御
ピョートル3世即位

七年戦争で敵として戦っていたプロシアと停戦。
プロシア側に付く。

・キケロ・・古代ローマの政治家・哲学者。哲学を学び、理性的に生きれば、一生のいかなる時期も憂いなく生きることができると説いた。
・プルタルコス・・古代ギリシアの哲学者・著述家。プラトン哲学の流れ。
・マルクス・アウレリウス・・五賢帝最後のローマ皇帝。ストア派の哲学者。自らを律し、他人や環境に左右されずに、常に自己を成長させようと努力した。
・セヴィニエ夫人・・仏貴族。書簡作家

唯々諾々(いいだくだく):人の言うことを何でも承諾し、逆らわないさま

侍女のエカテリーナはダーシュコヴァ夫人となっている。

アレクセイを出産。

オラニエンバウム。

グリゴーリー・ポチョムキン

1762年
クーデター
エカテリーナ2世即位(33才)

 

国境隣接ポーランド アウグスト3世
トルコ(ギリシア正教会発祥の地コンスタンティノープル)
ムスターファ3世

 

イヴァン・アントノーヴィチ
(イヴァン6世)

 

ロシアの皇帝(ツァーリ)

■ ロシアの皇帝(ツァーリ)

在位期間 君主名 備考
1547–1584 イヴァン4世(雷帝) 初代「ツァーリ」。専制君主制を確立。
1584–1598 フョードル1世 イヴァン4世の息子。子がなく断絶。
1598–1613
(動乱時代)
多数の僭称者と短命政権 ボリス・ゴドゥノフ、偽ドミトリー1世・2世など。
1613–1645 ミハイル・ロマノフ ロマノフ朝創始者。貴族の支持で即位。
1645–1676 アレクセイ・ミハイロヴィチ ミハイルの息子。「ロシア法典」を整備。
1676–1682 フョードル3世 アレクセイの息子。短命。
1682–1696 イヴァン5世 & ピョートル1世(共同統治) イヴァンは名目上の君主。実権は後にピョートルへ。
1696–1725 ピョートル1世(大帝) 単独統治に移行、西欧化を推進。ロシア帝国を創設、西欧化を推進。1721年に正式に「皇帝(インペラートル)」の称号を使用。

1725–1727

エカチェリーナ1世

ピョートル1世の妻。

1727–1730

ピョートル2世

ピョートル1世の孫。若くして死去。

1730–1740

アンナ

ピョートル1世の兄イワン5世の娘。

1740–1741

イヴァン6世

幼児皇帝。廃位されて幽閉。

1741–1762

エリザヴェータ

ピョートル1世の娘。

1762

ピョートル3世

エリザヴェータの甥。即位後半年で
妻エカチェリーナにより廃位。

1762–1796

エカチェリーナ2世(大帝)

啓蒙専制君主、ロシアの黄金時代を築く。

1796–1801

パーヴェル1世

エカチェリーナ2世の息子。暗殺される。

1801–1825

アレクサンドル1世

ナポレオン戦争で勝利、神聖同盟結成。

1825

コンスタンチン
(拒否)

正式には皇帝ではないが、継承問題の
中心人物(デカブリストの乱の発端)。

1825–1855

ニコライ1世

保守的な統治。クリミア戦争勃発。

1855–1881

アレクサンドル2世

農奴解放令を発布。暗殺される。

1881–1894

アレクサンドル3世

反動的政策を実施。

1894–1917

ニコライ2世

最後の皇帝。ロシア革命で退位し
1918年に一家ともに処刑される。

 

ロマノフ朝 系図

(Wikipedia)

 

【27】19世紀の欧米諸国(2)ロシア

19世紀 ロシア

クリミア戦争(1853~1856)
ロシアはギリシア正教徒の保護を口実に開戦。
ロシア VS オスマン帝国・英・仏・サルディーニャ

1856 パリ条約。黒海の中立化。

アレクサンドル2世
クリミア戦争に負けてロシアの遅れを痛感。
⇒1861農奴解放令
ミール 農村共同体
ナロードニキ(人民主義者)の活動。
ヴ=ナロード(人民の中へ)