世界史【35後】第一次世界大戦とロシア革命
第一次世界大戦とロシア革命をみる視点
世界史【35前】第一次世界大戦とロシア革命
<第一次世界大戦>1914-1918
35ー1 20世紀初頭の国際情勢
35ー2 第一次世界大戦の勃発
35ー3 第一次世界大戦の終結
<ロシア革命>1917
35ー4 ロシア二月革命。
35ー5 ロシア十月革命。史上初、社会主義国家の誕生
35ー6 内戦と諸外国の干渉
<ロシア革命>1917
第一次世界大戦で民衆が不満を高める。
・ロシア二月革命(1917)(三月革命という場合もある)
・ペトログラード(首都・ロシア読み)蜂起
ペテルブルク(ドイツ読み)兵士も合流。
・ソヴィエトの結成
労働者と兵士の代表による評議会。皇帝に対し早く戦争終結を求める。
・皇帝ニコライ2世の退位
ロマノフ朝の滅亡。皇帝がいなくなり共和制へと移る。
↓↓
・臨時政府
①立憲民主党が中心(金持ちが支持)
VS
ソヴィエト:②社会革命党と③メンシェヴィキが中心
社会革命党、メンシェヴィキ、④ボリシェヴィキ(農民が支持・社会主義)
臨時政府ととソヴィエトが併存
・レーニン(ボリシェヴィキ)
亡命先のスイスから戻り「四月テーゼ」を発表。
「すべての権力をソヴィエトへ。臨時政府はいらない。」
即時講和を主張。
・ケレンスキー(社会革命党)
ソヴィエトの指導者でもある。
臨時政府の首相に就任。
戦争継続の方針を継続。←民衆は失望。次第に4つのうちの最後のボリシェヴィキに期待するようになる。
社会主義:労働者、失業者、貧しい農民たちを助ける考え方。土地、工場はみんなのもの。富を分配する。
世界初の社会主義国家が誕生。
・ロシア十月革命(1917)(十一月革命の場合もある)
ボリシェヴィキの武装蜂起。
臨時政府の消滅。⇒社会主義国家を樹立。
・全ロシア=ソヴィエト会議
・「平和に関する布告」レーニン
無併合・無償金・民族自決
講和条約のあり方を提唱した。(欧は黙殺。)
・「土地に関する布告」
地主廃止。
憲法制定のための選挙
社会革命党が勝って、ボリシェヴィキは負けた。
・チェカ(非常委員会)を作る
治安組織。秘密警察。
・憲法制定会議
武力で解散。
↓↓
ボリシェヴィキの独裁に。
・ブレスト=リトフスク条約
独と締結。トロツキー。第一次世界大戦から離脱。
・赤軍の設立。
政党名の「ボリシェヴィキ」(「多数派」という意味)⇒「ロシア共産党」と改称。
首都をモスクワへ変更。遷都。(欧とは距離を置くため)
・反革命軍(白軍・はくぐん)
地主・貴族・反ボリシェヴィキの反乱+諸外国
・対ソ干渉戦争(1918~22)
シベリア出兵。チェコ兵救済を理由に勝手にロシアの領土に入る。
・ポーランド=ソヴィエト戦争
ポ〇 VS ✕ソ
・コミンテルンを結成
ロシア共産党が中心。全世界で革命を起こさせよう。
・戦時共産主義
農作物を強制徴発・食料配給制に。
・新経済政策(ネップ)(1921~27)
強制徴発を停止。
・ソヴィエト社会主義共和国連邦(1922)
(ソ連、ソ連邦)
4つの共和国(ロシア、ウクライナ、ベラルーシ(白ロシア)、ザカフカース。)で発足。⇒後に15の共和国に。
・ラパロ条約 ドイツがソ連を承認。欧で初。
・アメリカのソ連承認。(1933)
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