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2025大河ドラマ『べらぼう』第7回メモ 250216放送

2025大河ドラマ『べらぼう』
第7回「好機到来『籬(まがき)の花』」メモ(250216放送)

蔦重(横浜流星)は今の倍売れる細見を作れば、地本問屋仲間に参入できる約束を取り付ける。しかし西村屋(西村まさ彦)と小泉忠五郎(芹澤興人)が反発し、阻もうとする。


この時代の元号

蔦屋重三郎(1750~)

「李白の『静夜思(せいやし)』のごときだな。蔦重の吉原への思いは」

『静夜思』
床前看月光 疑是地上霜
挙頭望山月 低頭思故郷
(訳)
寝台の前で月の光を見る
地面に降りた霜のようだ
顔を挙げて山の上の月をながめ
頭を垂れて故郷を思う

 

名跡(みょうせき):代々受け継がれていく家名

間夫・真夫(まぶ):遊女が真情を捧げる男。

小川紙(おがわし):埼玉、小川町で作られる和紙。

五代目瀬川の襲名。花の井。


〇べらぼう紀行

東京都台東区
隅田川

山谷堀(さんやぼり)
吉原への水路とされた。猪牙舟(ちょきぶね)

 

 

 

2025大河ドラマ『べらぼう』第6回メモ 250209放送

2025大河ドラマ『べらぼう』
第回「鱗剥がれた『節用集』」メモ(250209放送)

蔦重(横浜流星)は、鱗形屋(片岡愛之助)と新たな青本を作る計画を始める。そんな中、須原屋(里見浩太朗)から『節用集』の偽板の話を聞き、蔦重にある疑念が生じる…。


この時代の元号

蔦屋重三郎(1750~)

金金(きんきん):当世風でしゃれていること。江戸中期の流行語。

物見遊山(ものみゆさん):名所や盛り場に行って見物する

『楠末葉軍談(くすのきばつようぐんだん)』

「花のさわりのなきようにいたす」=花魁が揚代(あげだい)を自分で払うこと。

「地本(じほん)は当たってこそだから」
地本より書物の方が割り良く儲かる。

青本:大人向けの娯楽本
赤本:子供向けの絵本

小島松平家

鈴木春信『風流艶色真似ゑもん』(まねえもん)(艶本)
目計頭巾(めばかりずきん)
半可通(はんかつう)

ーーーー

勘定吟味役:幕府の職。勘定奉行に次ぐ地位。

日光社参(にっこうしゃさん):日光東照宮への参詣。

御金蔵(おかねぐら):幕府の財政。

徳川家基(いえもと):十代将軍・家治の嫡男。(次の将軍候補だが。。)

大奥は親田沼派だったが御台所様(将軍の正室・五十宮倫子)が亡くなってからは風向きが変わる。。

知保の方(ちほのかた):家基の生母。

ーーーー

店の金をちょろまかす手代(てだい / 使用人・丁稚と番頭の間)を源四郎と言った。

うがちを入れる(カンタンなトリックみたいな?知る人ぞ知るしかけ、かかってること、裏の意味。)

・地口(じぐち)
「恐れ入谷の鬼子母神(おそれいりやのきしもじん)」
江戸っ子の好きなダジャレみたいなもの。
団扇絵で糊口を凌いでいる者(恋川春町か)

奸賊(かんぞく):悪しき者。
奸臣(かんしん):邪悪な(悪だくみをする)家来。

ーーーー

旗本
佐野 善左衛門 政言(さの ぜんざえもん まさこと)

田沼家は佐野家の家臣だったと言ってきた。

御書院番士(ごしょいんばんし):江戸城の警護、将軍外出時の護衛など。
濡れ手に粟。

「せいぜいありがたく頂いとけ。それが粟餅を落としたやつへの手向け(たむけ)ってもんだぜ」

手向け:お供え物


〇べらぼう紀行

日枝(ひえだ)神社:江戸の守り神。

産土神(うぶすながみ):生まれた土地を守る神。

家治は絵も得意。将棋。

 

世界史【37】第一次世界大戦後の欧米諸国

世界史【37】第一次世界大戦後の欧米諸国
第一次世界大戦後の欧米諸国をみる視点

37ー1 戦勝国アメリカの栄華
37ー2 戦勝国イギリス・フランス
37ー3 敗戦国ドイツの復興
37ー4 ファシズムの台頭
37ー5 東欧諸国の動向


37ー1 戦勝国アメリカの栄華
米が政治・経済No1に。排他・排外的になる。

〇民主党政権(1913~21)
28代ウィルソン大統領
禁酒法(1920~1933)
(プロテスタント、特にピューリタンの意思を反映)

女性参政権(1920)
(総力戦で女性も兵器工場で働く。女性の地位向上。)

モンロー主義「米は米、欧は欧」に戻そう。
・ヴェルサイユ条約の批准を拒否。(上院の反対)
米は連盟に不参加。
さらに保守化が進み、次は共和党が政権を取る。

〇共和党(1921~33)3代続く
排外的。(外国人出ていけ)保守的。

米は債務国から債権国になった。
WW1の連合国の兵器工場になったため。
大衆消費社会へ。新聞やラジオ放送など。

・WASP(ワスプ)北部都市・白人中産階級
白人(White)、アングロ・サクソン、プロテスタント。

K・K・K(クー・クラックス・クラン)活動再開。黒人、黄色人種差別。
サッコ・ヴァンゼッティ事件。(伊系・冤罪)

移民法(1920)
アジアからの移民は全面禁止。排日移民法。


37ー2 戦勝国イギリス・フランス

<英>
インフレで苦しむ。
社会主義の政党。

ウィンザー朝(1917~現在)
(ハノーヴァー朝から改名。ドイツ読みなので。)
スチュワート朝⇒ハノーヴァー朝(独出身諸侯)
(ウィンザーはバッキンガム宮殿がある地名)

ロイド・ジョージ挙国一致内閣。
第4回選挙法改正。21才以上の男性、30才以上の女性に選挙権。(1918)
(※世界初の女性選挙権はニュージーランド。(1893))

・第1次マクドナルド内閣(1924)
英で初の労働党内閣。(社会主義)。自由党と連立。

第5回選挙法改正(1928)
21歳以上の男女に選挙権。

ウエストミンスター憲章(1931)
自治領をイギリス本国と立場を同じにする。法的に制定。
「大英帝国」⇒「イギリス連邦」と改称

=====

<仏>外交。
クレマンソー挙国一致内閣。

ポワンカレ内閣。
本音:独のことキライ。ルール占領(ルール出兵)←欧米に怒られた。
建前:手のひら返しで独と協調。

ソ連の承認、ロカルノ条約締結。

(同じポワンカレが。)
不戦条約(1928)
米ケロッグ、仏ブリアン。


37ー3 敗戦国ドイツの復興

ドイツ革命(1918~19)
キール軍港水兵反乱。
「評議会(レーテ)」が成立。
(ロシアではソビエト、ドイツではレーテと呼ばれる。)

・ヴィルヘルム2世亡命

・ドイツ共和国成立。(王や皇帝がいない)

・スパルタクス団
ドイツをロシアのような社会主義国家にしようと暴動。←鎮圧。
ローザ・ルクセンブルク(ポーランド出身女性革命者)
カール・リープクネヒト

ヴァイマル国民議会が開催

ヴァイマル(ワイマール)憲法
当時世界で最も民主的。主権在民、男女平等の普通選挙。

ヴァイマル共和国
初代・エーベルト大統領

・賠償問題
ルール占領⇒激しいインフレ⇒経済混乱
ドイツ共産党の武装蜂起など

シュトレーゼマン大連合内閣
シュトレーゼマン首相はレンテンマルクという新しい紙幣を発行。
インフレを奇跡的に収束させる。

2代ヒンデンブルク大統領
シュトレーゼマン外相。平和・協調外交。
ロカルノ条約、国連加盟など。

着実に復興を歩む・・。


37ー4 ファシズムの台頭

伊。戦勝国だけど不満。
参戦の条件に英仏と約束した「未回収のイタリア」が一部回収できなかった。

フィウメ問題
南チロル、トリエステは回収できたが、フィウメ(伊人多い)は連盟の管理下に。ユーゴスラヴィア領になってしまった。

戦後不況。北伊でスト。政府(イタリア社会党)に鎮圧される。うまく行かず。

新しい政治思想。ファシズムの台頭。
貧富どちらにも支持される。

ムッソリーニ(ファシスト党)
・反社会主義←資本家から支持。
・国家による経済統制。
仕事は与える。物価は下げる。←下層階級からも支持
※ただし言論の自由は許さない。
ファシズム=全体主義。

ローマ進軍
ムッソリーニのクーデター。政権獲得。
国王はムッソリーニの組閣を承認。

・フィウメ併合
国民から支持が高まる

ファシスト党の一党独裁制

アルバニア保護国化
植民地拡大(バルカン半島)。
強いイタリアをアピール。

ラテラン条約(1929)
政府とローマ教皇が和解。
「バチカン市国(しこく)」が建国

国民の仲間意識を高めていく。
当時イタリア国民はファシズムを支持していた。


37ー5 東欧諸国の動向
・「民族自決」が東欧には適用され独立していく。
・西欧は東欧の独裁政治を認めていく。(←「社会主義さえ阻止してくれれば」何でもいい)

・ポーランド
✕ソヴィエト=〇ポーランド戦争
ピウスツキ(独裁者)

・ハンガリー
ハンガリー革命(1918~19)
社会、共産党が社会主義政権を樹立。
↑↑
ホルティがつぶす。社会主義を阻止。

=======
ソ連の経済成長

・レーニンの死(1924)
後継者をめぐって2人が争う。
↓↓
✕トロツキー:「世界革命論」
世界に革命を広げよう。
VS
〇スターリン
:「一国社会主義論」
社会主義はソヴィエト一国で充分。

・スターリン体制(1930年代)
協力な独裁。粛正。反対派を大量に処刑。

・スターリン憲法
形式的な民主主義。男女平等。民族平等。(書いただけで実際はやらない)

〇計画経済

第1次五カ年計画(1928~32)
重工業重視の工業化。

農業の集団化、機械化。
・コルホーズ(集団農場)
・ソフホーズ(国営農場)

第2次五カ年計画(1928~32)
軽工業の発展

ソ連は経済大国に成長した。

 


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世界史【36】ヴェルサイユ体制とワシントン体制

世界史【36】ヴェルサイユ体制とワシントン体制

パリ講和会議(1919)/ ヴェルサイユ条約(1919)/ 国際連盟
ワシントン会議(1921~2)/ ロンドン軍縮会議(1930)

ヴェルサイユ体制とワシントン体制をみる視点
36ー1 敗戦国ドイツの処分
36ー2 敗戦国の処理
36ー3 戦後の国際秩序の維持
36ー4 国際協調主義にむけて


36ー1 敗戦国ドイツの処分

〇 パリ講和会議(1919)
敗戦国とソヴィエト=ロシアは招かれず。(←周りの国々に警戒されている)
・ウッドロー=ウィルソン(米)「十四カ条の平和原則」に基づく主張。(民族自決=東欧に適用。アジア、アフリカには適用されず。)
・ロイド・ジョージ(英)英の地位の復帰。
・クレマンソー(仏)独に厳しい制裁を。
↓↓
〇 ヴェルサイユ条約(1919)
独に付きつけられた条件
・海外植民地は全て喪失。
アルザス・ロレーヌ(独仏国境。地下資源豊富)を仏に割譲。
・ポーランド回廊をポーランドへ。
ラインラント非武装。
ライン川流域。独仏の国境線。
・軍備制限。空軍、潜水艦、徴兵制禁止など。
・賠償金1320億金マルク(約200兆円)。

====
・国際連盟の発足

36ー2 敗戦国の処理

〇独以外の敗戦国との講和条約
(連合国と各国が結んだ)
サン・ジェルマン条約・・対オーストリア
ヌイイ条約・・対ブルガリア
トリアノン条約・・対ハンガリー
セーブル条約・・対トルコ(オスマン帝国)

〇東欧の独立
・バルト三国(エストニア・ラトビア・リトアニア)
・ポーランド
・フィンランド
・ハンガリー
・チェコスロバキア
・ユーゴスラビア

※ソ連との間の壁・ブロックとして独立を認めた。

〇第一次世界大戦後の西アジア情勢

〇アラビア独立(旧オスマン帝国領)
フセイン=マクマホン協定のフセイン(メッカの首長)
英に協力したらアラブ人国家を作っていいよと英は言ったので、フセインはヒジャーズ王国を作った。しかし英はイブン・サウード(サウード家)(英と仲がいい)を使って攻撃。サウジアラビア王国の成立。(=サウード家のアラビア)

〇国際連盟の管理=英仏の委任統治。
・英の管理
イラク、パレスチナ、トランスヨルダン
・仏の管理
シリア、レバノン
英仏が民族や宗派に関係なく勝手に国境線を引いてしまったので、今でも民族紛争が絶えない。

 

36ー3 戦後の国際秩序の維持

・国際連盟
世界初の集団安全保障。(本部・スイス・ジュネーヴ)。総会。
常任理事国・英・仏・伊・日
(問題点)
・提唱国である米は入ってない。
・全会一致の原則
・制裁規定の欠落
↓↓
だから第二次世界大戦を防ぐことができなかった・・。

・国際労働機関(ILO)
労働問題の調整機関。(社会主義革命を阻止するため)

 

〇東アジアの国際秩序

・ワシントン会議(1921~22)
(米が日本を押さえつけたい。。)
米ハーディング大統領。

四カ国条約
太平洋地域の現状維持が決定⇒日英同盟解消

九カ国条約
中国の主権、独立の尊重。
二十一カ条要求の失効。

ワシントン海軍軍備制限条約=軍縮。
主力艦の保有比率
英米日仏伊=5:5:3:1. 67:1. 67

 

36ー4 国際協調主義にむけて

ロカルノ条約(1925)
西欧の安全保障。
ドイツ外相:シュトレーゼマン(戦後ドイツの立て直し)
独の国際連盟加入。

不戦条約(1928)(60カ国)
・米国務長官:ケロッグ
・仏外相:ブリアン
「国際紛争の解決は武力によらない」(戦争放棄)
(←この条文は日本国憲法にも反映される)

ロンドン軍縮会議(1930)
補助艦の保有比率
米:英:日=10:10:7弱(←日本の海軍の反発を招いた)

〇独が賠償金に苦しむ

ルール占領(1923)仏とベルギー
仏が独の工業地帯ルール地方を占領。
生産停止⇒物価高インフレ激化

ドーズ案
米が独にお金を貸す。⇒独は英・仏に賠償金を支払う。⇒英仏は米に借金を返す。

・ヤング案
賠償金の減額。
↓↓
しかし「世界恐慌」で米に余裕がなくなった・・
↓↓

フーヴァー=モラトリアム
ドーズ案を1年停止。かえって独英仏が苦しくなる。。

 


・次【37】第一次世界大戦後の欧米諸国

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世界史【35後半】第一次世界大戦とロシア革命

世界史【35後】第一次世界大戦とロシア革命
第一次世界大戦とロシア革命をみる視点
世界史【35前】第一次世界大戦とロシア革命

<第一次世界大戦>1914-1918
35ー1 20世紀初頭の国際情勢
35ー2 第一次世界大戦の勃発
35ー3 第一次世界大戦の終結

<ロシア革命>1917
35ー4 ロシア二月革命。
35ー5 ロシア十月革命。史上初、社会主義国家の誕生
35ー6 内戦と諸外国の干渉


<ロシア革命>1917

35ー4 ロシア二月革命と二重権力の時代

第一次世界大戦で民衆が不満を高める。
ロシア二月革命(1917)(三月革命という場合もある)

・ペトログラード(首都・ロシア読み)蜂起
ペテルブルク(ドイツ読み)兵士も合流。

ソヴィエトの結成
労働者と兵士の代表による評議会。皇帝に対し早く戦争終結を求める。

皇帝ニコライ2世の退位
ロマノフ朝の滅亡。皇帝がいなくなり共和制へと移る。
↓↓
臨時政府
①立憲民主党が中心(金持ちが支持)
VS
ソヴィエト:②社会革命党と③メンシェヴィキが中心

社会革命党、メンシェヴィキ、④ボリシェヴィキ(農民が支持・社会主義)

臨時政府ととソヴィエトが併存

レーニン(ボリシェヴィキ)
亡命先のスイスから戻り「四月テーゼ」を発表。
「すべての権力をソヴィエトへ。臨時政府はいらない。」
即時講和を主張。

・ケレンスキー(社会革命党)
ソヴィエトの指導者でもある。
臨時政府の首相に就任。
戦争継続の方針を継続。←民衆は失望。次第に4つのうちの最後のボリシェヴィキに期待するようになる。

 


35ー5 ロシア十月革命。史上初、社会主義国家の誕生

社会主義:労働者、失業者、貧しい農民たちを助ける考え方。土地、工場はみんなのもの。富を分配する。

世界初の社会主義国家が誕生。

ロシア十月革命(1917)(十一月革命の場合もある)
ボリシェヴィキの武装蜂起。
臨時政府の消滅。⇒社会主義国家を樹立

・全ロシア=ソヴィエト会議

「平和に関する布告」レーニン
無併合・無償金・民族自決
講和条約のあり方を提唱した。(欧は黙殺。)

・「土地に関する布告」
地主廃止。

憲法制定のための選挙
社会革命党が勝って、ボリシェヴィキは負けた。

・チェカ(非常委員会)を作る
治安組織。秘密警察。

・憲法制定会議
武力で解散。
↓↓
ボリシェヴィキの独裁に。

ブレスト=リトフスク条約
独と締結。トロツキー。第一次世界大戦から離脱。

赤軍の設立。

政党名の「ボリシェヴィキ」(「多数派」という意味)⇒「ロシア共産党」と改称。

首都をモスクワへ変更。遷都。(欧とは距離を置くため)


 

35ー6 内戦と諸外国の干渉

・反革命軍(白軍・はくぐん)
地主・貴族・反ボリシェヴィキの反乱+諸外国

対ソ干渉戦争(1918~22)
シベリア出兵。チェコ兵救済を理由に勝手にロシアの領土に入る。

・ポーランド=ソヴィエト戦争
ポ〇 VS ✕ソ

コミンテルンを結成
ロシア共産党が中心。全世界で革命を起こさせよう。

・戦時共産主義
農作物を強制徴発・食料配給制に。

新経済政策(ネップ)(1921~27)
強制徴発を停止。

・ソヴィエト社会主義共和国連邦(1922)
(ソ連、ソ連邦)

4つの共和国からなる。
・ロシア
・ウクライナ
・ベラルーシ/白(はく)ロシア
・ザカフカース(現ジョージア、アルメニア、アゼルバイジャン)カフカス山脈の南。
で発足。⇒後に15の共和国に。

ソヴィエト社会主義共和国連邦憲法制定

・ラパロ条約 ドイツがソ連を承認。欧で初。
・アメリカのソ連承認。(1933)

 


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2025大河ドラマ『べらぼう』第5回メモ 250202放送

2025大河ドラマ『べらぼう』
第5回「蔦に唐丸因果の蔓(つたにからまるいんがのつる)」メモ(250202放送)

蔦重(横浜流星)は鱗形屋(片岡愛之助)のもとで働き、暖れん分けで本屋になる道を選択しようとしていた。そんな中、唐丸(渡邉斗翔)はある男にしつこく脅されていた…。


この時代の元号

蔦屋重三郎(1750~)

株仲間:同業者が集まって作る。株を持たない者は商いができない。商売をしたいときは株を買って問屋(といや)になる。

秩父・中津川鉱山
鉄がうまく生成できない。
司馬遷『史記』「災い転じて福となす」

鉄を墨に切り変える。
鉄を精錬するときに大量に墨を使う。

公儀御用(こうぎごよう):幕府に御用として提供されたもの

「鯛の味噌津に四方の赤(たいのみそずによものあか)飲めや歌えやちんどんちんどん」贅沢三昧のような意味。四方の赤は酒の名前。

(狂歌師:四方赤良(よものあから)。=大田南畝(おおたなんぽ))

 

平賀源内は讃岐国の生まれ。元いた高松藩から平賀源内はどこも抱えちゃいけないとお触れが出ている。なのでどこにも仕官できない。

書物問屋(しょもつどんや)。須原屋。
漢籍(かんせき):漢文で書かれた書物。

書物問屋は株仲間に入ってるが、地本問屋(じほんどんや)は株仲間に入っていなかった。

開国すればいろんな職業ができる。
幇間(ほうかん):男芸者。
通詞(つうじ):通訳

浮世絵師。
春信(鈴木春信)、湖龍斎(礒田湖龍斎)、重政(北尾重政)。

「誠のことが分からないならできるだけ楽しいことを考える」。
それが、わっちらの流儀だろう。

尾張・熱田
『早引節用集』

 


〇べらぼう紀行

埼玉県秩父市
平賀源内。鉱山事業。金や鉄を掘り出す。⇒後に森林を使った木炭の製造と荒川の流れを利用した運搬業を始める。

 

『べらぼう』5回目感想。頼む。うつせみ、幸せになって。

 

 

 

世界史【35前半】第一次世界大戦とロシア革命

世界史【35前半】第一次世界大戦とロシア革命
第一次世界大戦とロシア革命をみる視点

<第一次世界大戦>1914-1918
35ー1 20世紀初頭の国際情勢
35ー2 第一次世界大戦の勃発
35ー3 第一次世界大戦の終結

<ロシア革命>1917
35ー4 ロシア二月革命。
35ー5 ロシア十月革命。史上初、社会主義国家の誕生
35ー6 内戦と諸外国の干渉


<第一次世界大戦>1914-1918
35ー1 20世紀初頭の国際情勢
①独に対する同盟
ビスマルク時代は独と露は秘密条約を結んでいたが、ヴィルヘルム2世はそれを更新せずロシアとけんかを始める。
↓↓
仏はそれをのがさず、露と手を結ぶ。
・露仏同盟(1891)

三国同盟のイタリアとオーストリアは領土(未回収のイタリア)をめぐって実はギクシャク状態。

②三国同盟 三国協商

独は英にもけんかを売る。
↓↓
「光栄ある孤立」だった英が他の国と初めてくっつく。
⇒日英同盟(1902)
↓↓
その後も英は仏や露と同盟を組む。

三国同盟:独・伊・オーストリア
VS
三国協商:英・仏・露
↑↑
独キライ同盟。
露仏同盟(1891)。英仏協商(1902)。英露協商(1907)。

③バルカン半島は欧の火薬庫

独や露の思惑がバルカン半島にあったため。
パン=ゲルマン主義(ドイツ)
VS
パン=スラヴ主義(ロシア)
セルビア:パン=スラヴ主義の中心勢力。独は入ってくるな。

青年トルコ革命(1908)
・便乗する形でブルガリアが独立。

・オーストリアが無理やりボスニア・ヘルツェゴビナを併合。バルカン半島に勢力を伸ばしてくる。
↓↓
隣のセルビアは反発。

オスマントルコは伊に攻められるなど弱っている。

バルカン同盟(1912)
セルビア・ブルガリア・モンテネグロ・ギリシア+ロシアの支援
第1次バルカン戦争・・オスマン帝国敗北
第2次バルカン戦争・・仲間割れしてブルガリアが敗北。

オスマン帝国とブルガリアはセルビアやロシアに反感を持つようになる。
=独、オーストリア側に付く。


35ー2 第一次世界大戦の勃発
セルビア青年が放った銃弾が世界大戦を引き起こす。

サライェヴォ事件(1914.6.28)
オーストリア皇位継承者・フェルディナント夫妻。
陸軍演習の視察でサライェヴォ(ボスニア州都・オーストリアが無理に併合した地域)に来る。

セルビア人青年「にっくきオーストリアめ・・」
夫妻を暗殺する。

・オーストリアがセルビアに宣戦。
↓↓
ロシア(協商国=連合国)がセルビアを支援。
↓↓
ドイツ(同盟国)がオーストリア側に付く。露、仏に宣戦。
↓↓
世界大戦へ・・

・独は三方を囲まれている。

仏 独 露

短期決戦をめざし、まずは全力で仏を倒したい。

■ 西部戦線(仏との戦い)
独はベルギーの中立を侵犯し、パリを攻めようとした。
(中立国は攻めてはいけない。国際ルール)
英が怒る⇒英の対ドイツ宣戦。

・マルヌの戦い(1914.9)
〇仏 VS ✕独

■ 東部戦線(露との戦い)
・タンネンベルクの戦い(1914.8)
仏に向かうさなか、ロシアが後ろから来た。独はロシアに勝利。
〇独 VS ✕露
勝った勢いのままロシアに侵攻するが、そこでは独は敗北。

■ 海上戦(英との戦い)
独は潜水艦を使う。
ルシタニア号の撃沈。軍艦ではなく一般客船。
米の国民が犠牲に。⇒米が怒る


35ー3 第一次世界大戦の終結
日本も参戦。
独の中国領土を攻める。膠州湾と青島を占領。
二十一カ条の要求・・大隈重信(早稲田大学)中国の植民地化を進める。

・イタリアの裏切り。
三国同盟の伊が動いていない。(=中立を保っていた。)それに英と仏は目を付ける。
未回収のイタリアを渡すから・・と交渉。⇒伊が三国同盟離脱して英仏に付く。

〇英の秘密条約・3つ(どうしても勝ちたい英・・)3枚舌。
フセイン・マクマホン協定
アラブ人をオスマン帝国内で反乱を起こすようけしかける。オスマン帝国からのアラブ人国家の独立を約束。

サイクス・ピコ協定
オスマン帝国領を英仏露で分割。

バルフォア宣言
パレスチナ(オスマン帝国領内)におけるユダヤ人国家建設を支援。

さらにインド自治の約束もする。

協商国(連合国)20カ国 VS 同盟国 独墺オスマン帝国・ブルガリア

・ソンムの戦い
英軍が初めて戦車を使う。

独・無制限潜水艦作戦(1917)
⇒米が怒る。参戦を決定。

ウィルソン大統領 十四カ条の発表

・ロシアは革命が起こり戦線離脱。

・ドイツ革命(1918~19)
キール軍港の水兵反乱
各地にレーテ(評議会)が成立⇒皇帝ヴィルヘルム2世は亡命。共和制へ。

・ドイツ休戦協定⇒第一次世界大戦終結。

 


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十干十二支の歴史用語

十干十二支が使われている歴史用語

<日本>
・辛亥年(471)
・乙巳の変(645)
・庚午年籍(670)
・庚寅年籍(690)
・壬申の乱(672)
・己酉約条(1609)
・戊辰戦争(1868)

<中国>
・戊戌の政変(1898)
・辛亥革命(1911)

<朝鮮>
・壬午軍乱(1882)
・甲申政変(1884)
・甲午農民戦争(1894)

1 甲子 こうし 1984 1924 1864 1804 1744
2 乙丑 いっちゅう 1985 1925 1865 1805 1745
3 丙寅 へいいん 1986 1926 1866 1806 1746
4 丁卯 ていぼう 1987 1927 1867 1807 1747
5 戊辰 ぼしん 1988 1928 1868 1808 1748
6 己巳 きし 1989 1929 1869 1809 1749
7 庚午 こうご 1990 1930 1870 1810 1750
8 辛未 しんび 1991 1931 1871 1811 1751
9 壬申 じんしん 1992 1932 1872 1812 1752
10 癸酉 きゆう 1993 1933 1873 1813 1753
11 甲戌 こうじゅつ 1994 1934 1874 1814 1754
12 乙亥 いつがい 1995 1935 1875 1815 1755
13 丙子 へいし 1996 1936 1876 1816 1756
14 丁丑 ていちゅう 1997 1937 1877 1817 1757
15 戊寅 ぼいん 1998 1938 1878 1818 1758
16 己卯 きぼう 1999 1939 1879 1819 1759
17 庚辰 こうしん 2000 1940 1880 1820 1760
18 辛巳 しんし 2001 1941 1881 1821 1761
19 壬午 じんご 2002 1942 1882 1822 1762
20 癸未 きび 2003 1943 1883 1823 1763
21 甲申 こうしん 2004 1944 1884 1824 1764
22 乙酉 いつゆう 2005 1945 1885 1825 1765
23 丙戌 へいじゅつ 2006 1946 1886 1826 1766
24 丁亥 ていがい 2007 1947 1887 1827 1767
25 戊子 ぼし 2008 1948 1888 1828 1768
26 己丑 きちゅう 2009 1949 1889 1829 1769
27 庚寅 こういん 2010 1950 1890 1830 1770
28 辛卯 しんぼう 2011 1951 1891 1831 1771
29 壬辰 じんしん 2012 1952 1892 1832 1772
30 癸巳 きし 2013 1953 1893 1833 1773
31 甲午 こうご 2014 1954 1894 1834 1774
32 乙未 いつび 2015 1955 1895 1835 1775
33 丙申 へいしん 2016 1956 1896 1836 1776
34 丁酉 ていゆう 2017 1957 1897 1837 1777
35 戊戌 ぼじゅつ 2018 1958 1898 1838 1778
36 己亥 きがい 2019 1959 1899 1839 1779
37 庚子 こうし 2020 1960 1900 1840 1780
38 辛丑 しんちゅう 2021 1961 1901 1841 1781
39 壬寅 じんいん 2022 1962 1902 1842 1782
40 癸卯 きぼう 2023 1963 1903 1843 1783
41 甲辰 こうしん 2024 1964 1904 1844 1784
42 乙巳 いつし 2025 1965 1905 1845 1785
43 丙午 へいご 2026 1966 1906 1846 1786
44 丁未 ていび 2027 1967 1907 1847 1787
45 戊申 ぼしん 2028 1968 1908 1848 1788
46 己酉 きゆう 2029 1969 1909 1849 1789
47 庚戌 こうじゅつ 2030 1970 1910 1850 1790
48 辛亥 しんがい 2031 1971 1911 1851 1791
49 壬子 じんし 2032 1972 1912 1852 1792
50 癸丑 きちゅう 2033 1973 1913 1853 1793
51 甲寅 こういん 2034 1974 1914 1854 1794
52 乙卯 いつぼう 2035 1975 1915 1855 1795
53 丙辰 へいしん 2036 1976 1916 1856 1796
54 丁巳 ていし 2037 1977 1917 1857 1797
55 戊午 ぼご 2038 1978 1918 1858 1798
56 己未 きび 2039 1979 1919 1859 1799
57 庚申 こうしん 2040 1980 1920 1860 1800
58 辛酉 しんゆう 2041 1981 1921 1861 1801
59 壬戌 じんじゅつ 2042 1982 1922 1862 1802
60 癸亥 きがい 2043 1983 1923 1863 1803

世界史【34】帝国主義とアジアの民族運動

世界史【34】帝国主義とアジアの民族運動

34ー1 インドの反英運動
34ー2 東南アジアの民族運動
34ー3 西アジアの民族運動


34ー1 インドの反英運動

・「インド国民会議」の結成
ヒンドゥー教徒中心。
英が作った。インドの知識人を抱き込むため。

・「国民会議派」
親英的な政治結社。

②インドの反英運動
親英的なインド国民会議派が反英になったきっかけ。
↓↓
・ベンガル分割令(1905)(カーゾン法)
イスラーム教徒とヒンドゥー教徒を分けて住まわせる。
↓↓
英は宗教対立を引き起こさせようとしたが、国民会議派に見破られた。
↓↓
・カルカッタ大会4綱領(こうりょう)の採択
国民会議派・急進派・指導者:ティラク
1・英貨排斥・えいかはいせき(英製品の不買)
2・スワデーシ(国産品愛用)
3・スワラージ(自治の獲得)
4・民族教育

英は焦る。
↓↓
・「全インド=ムスリム連盟」を発足。
英の支援。インド=イスラーム教徒の政治団体。
VS
「国民会議派」ヒンドゥー教徒

・ベンガル分割令・撤回(1911)


34ー2 東南アジアの民族運動
〇ベトナム(仏支配下)
・ファン・ボイ・チャウ
維新会(←日本の明治維新を参考にしている)

・ドンズー(東遊)運動=日本に留学生を多く送る。
日露戦争での日本の勝利。ベトナムの近代化をめざす。
日本は仏と手を組みドンズー運動は弾圧を受ける。

・ベトナム光復会(中国をモデルに)

〇インドネシア(蘭支配下)東インド地域
・「サレカット=イスラーム」結成
イスラーム同盟

〇フィリピン(西支配下)
・ホセ・リサール
小説でスペインを批判。フィリピン民族同盟。

・米西戦争(1898)
フィリピン共和国。スペインからの独立。
フィリピンは米の領土になってしまう。

・アギナルド
フィリピン革命。反米闘争。

・フィリピン=アメリカ戦争(1899~1902)
フィリピン✕ VS 〇アメリカ

反スペイン・・ホセ・リサール
反アメリカ・・アギナルド


34ー3 西アジアの民族運動

〇オスマン帝国
日露戦争の影響。立憲運動が再発。
・皇帝アブデュル=ハミト2世
ミドハト憲法停止。

憲法復活をめざす「統一と進歩団」

・「青年トルコ革命」(1908)
ミドハト憲法復活。皇帝アブデュル=ハミト2世退位。
オスマン帝国は立憲君主制を確立。

(しかしもう遅かったか・・。植民地支配から脱却できず・・。)

〇イラン
・パン=イスラーム主義
アフガーニー
「イスラム教徒が団結して欧米の帝国主義に対抗しよう」
↓↓
・タバコ=ボイコット運動(1891)
イランが反英、反国王運動。

・イラン立憲革命(1905)
日露戦争の影響。日本の明治維新を参考にして仮憲法の制定までするも、英露が干渉し、つぶす。

英と露はイランをめぐって対立していたが手を結ぶ。独に対抗。
↓↓
・英露協商(1907)
ペルシア分割。
北(カスピ海周辺):ロシア領
南:(ペルシア湾周辺)英領。

憲法を作って国内を立て直し外国を追い出す。
⇒オスマン帝国は成功〇、イランは失敗✕。

 


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漫画『ベルサイユのばら』文庫5巻メモ

漫画『ベルサイユのばら』文庫5巻メモ

1789年7月14日
バスティーユ監獄
フランス革命

1789年8月26日
「人権宣言」十七条

国王一家はベルサイユからパリのテュイルリー宮へと移される。
ルイ14世以来使っていない廃城。

1790年
ナンシー事件

1791年6月20日
ヴァレンヌ逃亡事件。
国王一家がオーストリアへ逃亡しようとするも見つかる。
王の権威が失墜。王政から共和制へと移るきっかけとなる。

「それはさながらフランス王政の終焉。
ルイ14世太陽王を頂点とするブルボン朝の葬列であった・・」

ジャコバン派とフゥイヤン派の対立
ラ・ファイエットの辞職

1791年9月14日
フランス国憲法

1792年4月20日
オーストリア皇帝レオポルド2世(マリーの兄)は、プロイセン王とともに「ピルニッツ宣言」を出し、王政の復活を要求。
↓↓
フランス VS オーストリア・プロシア連合軍。
プロシア軍にゲーテが従軍していた。
最後は仏が勝つ。

ラ・マルセイエーズ
フランス国歌。

急進派ジャコバン派(平民)と穏健派ジロンド派(ブルジョア)の対立。

1792年9月21日
国民公会
王政⇒共和制となる。

1793年
ルイ16世、マリー・アントワネット処刑
(38歳)
 

 

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