歴史note – ページ 20 – 歴史、学びメモ

2-6 応仁の乱と戦国大名

応仁の乱は11年続き室町幕府は権力を失い戦国時代へ。

3代足利義満の死後、守護→守護大名となり力が増大。

1467~1477 応仁の乱

戦国時代の幕開け。

将軍の跡継ぎ問題で勃発。守護大名の細川氏 VS 山名氏。

 

山城国一揆

加賀の一向一揆

「下剋上」の風潮が広まる。

戦国大名が登場。幕府の統制から離れ、独自に領地を支配する。

 

分国法。領国内の法律。

武田信玄の喧嘩両成敗など。

 


<引用>

 

 

2-5 室町時代の文化

室町時代は「北山文化」と「東山文化」が栄えた。

◆北山文化(きたやまぶんか)

3代将軍・足利義満。金閣寺。

優雅な「貴族文化」と素朴で力強い「武士文化」が融合。

 

◆東山文化(ひがしやまぶんか)

8代将軍・足利義政。銀閣寺。東山慈照寺。

簡素で落ち着いた文化。禅宗の影響。東求堂同仁斎(とうぐどうどうじんさい)

書院造。床の間、生け花、水墨画、茶の湯。

枯山水。龍安寺の石庭。
雪舟・水墨画。
観阿弥・世阿弥父子。猿楽・田楽が能に。
狂言。御伽草子。「浦島太郎」など絵入り物語。

 


<引用>

2-4 南北朝の動乱と室町幕府

後醍醐天皇が鎌倉幕府を倒したのち、天皇が2人いる時代が60年続いた。

1333 後醍醐天皇 天皇中心の政治「建武の新政」を始める。
⇒武士を無視したため失敗。
1336 2つの朝廷が争う南北朝時代
北朝:足利尊氏が立てた天皇
南朝:後醍醐天皇
1338 足利尊氏が征夷大将軍となり京都に幕府を開く
1378 3代将軍・足利義満が京都の室町に幕府を移す。
1392 足利義満が南北朝を統一。
1404 義満が明とのあいだに勘合貿易を始める。(日明貿易)
倭寇(海賊)の船と区別するため勘合という合い札を用いる

 

◆室町幕府

(中央)将軍ー管領(かんれい)将軍の補佐役ー侍所、政所など

(地方)将軍ー鎌倉府、守護、地頭

 

執権・北条家

執権・北条家

初代 北条時政(北条政子の父、源頼朝の義父)

2代 北条義時

3代 北条泰時(御成敗式目)

5代 北条時頼

8代 北条時宗(元寇)

 

2-3 元寇

元寇は鎌倉幕府が滅びるきっかけにもなった。

1206 チンギスハンがモンゴル統一
1268 大宰府にモンゴル使者。日本に服属を要求。
8代執権・北条時宗が拒否。
1271 フビライハンが国号を元とする
1274 元寇1度目。文永の役(ぶんえいのえき)
1281 元寇2度目。弘安の役(こうあんのえき)
御家人が北九州の沿岸で元軍と戦う。火薬武器(てつはう)に苦戦。暴風雨で元軍が敗退。恩賞が少なく幕府に不満。
1297 幕府が徳政令を出す(永仁・えいにんの徳政令)
御家人の借金帳消し。これ以降金が借りられなくなる。
1333 鎌倉幕府が滅びる

 

 

 

2-2 鎌倉時代の文化と仏教

1.鎌倉文化
武士の文化。力強い作風が生まれた。

◆建築・彫刻
東大寺南大門「金剛力士像」運慶 写実的で力強い

◆文学
「新古今和歌集」藤原定家(百人一首の撰者

「平家物語」琵琶法師(軍記物)

「徒然草」吉田兼好

「方丈記」鴨長明

 

2.鎌倉時代の仏教
実践しやすい。武士や民衆に広まる。
(NEW仏教6(シックス)by中田敦彦)

◆「念仏」を唱えることで救われる

1.法然。浄土宗。「南無阿弥陀仏」

2.親鸞(法然の弟子)。浄土真宗。(一向宗←のちに織田信長と対峙)。
悪人であると自覚で救われる。

3.一遍(いっぺん)。時宗(じしゅう)。踊念仏。

 

◆「題目」を唱えることで救われる

4.日蓮。日蓮宗。「南無妙法蓮華経」

 

◆「禅宗」・・「座禅」を通して自らの手で真理を悟る

5.栄西(えいさい)。臨済宗(りんざいしゅう)。「雪花の虎」9巻。大徳寺でお茶を習う。

6.道元(どうげん)。曹洞宗(そうとうしゅう)。「雪花の虎」林泉寺。

 

2-1 武士の台頭と鎌倉幕府

900年頃、武士の台頭。源氏と平氏の争い。源頼朝の鎌倉幕府。

・平安時代・後期

10世紀 武士が成長し武士団ができる。

平将門の乱(関東)、藤原純友の乱(瀬戸)

源氏と平氏が勢力を広げる。

1086 白河上皇が院政を始める。(退位した天皇(上皇・OB)の政治)
1167 平清盛が太政大臣になる。日宋貿易。
1185 壇ノ浦の戦い。平氏が滅ぶ。

 

・鎌倉時代

1192 ・源頼朝が征夷大将軍になる。鎌倉幕府。

武士による新しい政治。

※「御恩と奉公」・・頼朝の家来の武士を御家人という。将軍と御家人は土地を仲立ちにして強い主従関係を結ぶ。

・全国に守護と地頭を置く

・源氏の将軍は3代で終わる。⇒北条氏が執権

1221 承久の乱

後鳥羽上皇(「99「ひともをし」作者)VS 幕府。

幕府の勝利。⇒京都に「六波羅探題(朝廷の監視)」を置く。

1232 ・3代執権・北条泰時「御成敗式目」・・御家人の裁判の基準。

 


<引用>

1-8 平安時代の文化

平安時代は日本独自の文化が発達した。

◆2つの新しい宗教

天台宗・・最澄。比叡山・延暦寺。

真言宗・・空海。高野山・金剛峯寺(こんごうぶじ)

 

浄土信仰

念仏をとなえ阿弥陀仏にすがり極楽浄土に生まれ変わることを願う。貴族から地方に広まる。

阿弥陀堂。藤原頼道。平等院鳳凰堂(宇治)

 

◆日本独自の文化(国風文化)

仮名文字が発達。日本のことばを表しやすくなった。

「源氏物語」紫式部。長編小説。(57「めぐりあいて」

「枕草子」清少納言。随筆。(62「夜をこめて」

「新古今和歌集」紀貫之。和歌集。(35「人はいさ」

 

寝殿造・・有力貴族の屋敷。

平安貴族の服装。女性:十二単。男性:束帯。

 


引用

1-7 摂関政治と藤原氏

平安時代は天皇中心の政治から藤原氏の摂関政治へと転換していく。

794 桓武天皇。都を京都・平安京に移す。
797 坂上田村麻呂。征夷大将軍に任命。東北の蝦夷を討伐。
9世紀後半 藤原氏の摂関政治。摂政・関白。娘を天皇の后に。その子を天皇にし祖父として実権を握る。

摂政・・女性、幼少の天皇の代理。
関白・・成人した天皇の補佐。

894 菅原道真。遣唐使を廃止。(百人一首24の作者。菅家
1016 藤原道長・頼道親子。摂関政治の全盛期。

 

 

1-6 奈良時代の生活と天平文化

大化の改新で律令国家に。国家の形が整う。

645 大化の改新 中大兄皇子(天智天皇)が中臣鎌足と蘇我氏をたおす
豪族の支配から⇒国家が直接支配するように。公地公民。
701 大宝律令。律は刑罰、令は政治上の決まり。律令国家へ。

班田収授法(はんでんしゅうじゅのほう)。6歳以上に口分田。課税。死んだら土地は返す。

710 平城京。奈良時代が始まる。
743 墾田永年私財法。耕した土地は永久に自分と子孫のもの。

聖武天皇。大仏造立の詔(みことのり)。都に東大寺、全国に国分寺・国分尼寺。⇒仏教の力で国を守る

 

天平文化・・貴族を中心に栄えた国際色豊かな仏教文化。遣唐使で唐の制度や文化が取り入れられる。

正倉院。校倉造。ペルシャ(イラン)製のガラスなど。