歴史note – ページ 21 – 歴史、学びメモ

1-5 聖徳太子の政治と飛鳥文化

聖徳太子は「天皇中心の政治」を初めてめざした人。仏教も重んじた。

  593 聖徳太子(厩戸皇子・うまやどのおうじ)が推古天皇の摂政となる。
摂政・・天皇が女性や幼い場合、代理に政治を行う
「天皇中心の政治」をめざした
  603 「冠位十二階」を制定
家柄ではなく有能な人材を役人にとりたてる
  604 「十七条の憲法」を制定
和を大切に。仏教を信仰せよ。天皇に従え。
  607 小野妹子を遣隋使として派遣
隋の2代目皇帝・煬帝(ようだい)

飛鳥文化・・仏教の影響の強い文化。

法隆寺・・世界最古の木造建築。

法隆寺・釈迦三尊像(しゃかさんぞんぞう)

 


引用

弥生時代。朝貢、遺跡。

弥生時代

朝貢(ちょうこう)

中国の「皇帝」に貢物をして、地方の「王」と認めてもらう。その証に「金印」をもらう。

遺跡

•  吉野ヶ里遺跡(佐賀)人骨など戦いのあと

•  登呂遺跡(静岡)稲作のあと

 

「おもしろくてとんでもなくわかりやすい日本史」

1-4 卑弥呼と東アジアの国々

弥生時代の稲作でリーダーが生まれ争いも生まれた。

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倭の奴国の王が後漢の皇帝(光武帝)から金印を授かる。「漢倭奴国王」「後漢書」

邪馬台国の女王、卑弥呼。魏(三国志・魏・呉・蜀の魏)に使いを送る。「魏志倭人伝」に記述あり。30の国を従える。「親魏倭王」の金印をもらう。

3世紀後半(200年代後半)  

豪族の大きな墓が作られる。大和政権(奈良)。前方後円墳。大山古墳(仁徳天皇陵)。埴輪。

農耕。むらができる。吉野ヶ里遺跡(佐賀)貧富の差。有力者、王。ムラからクニへ。

4世紀後半〜5世紀

 

6世紀

大和政権が九州から東北南部を支配。王が大王(おおきみ)。高句麗、新羅と戦う。

 

渡来人が仏教や儒学を伝える。

 

 

1-3 縄文時代と弥生時代

縄文時代、弥生時代は日本の歴史の始まり。国が形成されていく。縄文は狩り、採集、弥生は稲作。

約1万数千年前〜 新石器時代(磨製石器)

縄文時代。

縄文土器。網目模様。厚いがもろい。縄文文化。

たて穴住居。

狩り、漁、採集。

貝塚、土偶。

三内丸山遺跡(青森)

前300〜 弥生時代

弥生土器。模様は少ない。赤褐色。薄くて固い。弥生文化。

大陸から稲作が伝わる。

たて穴住居。

金属器(青銅器、鉄器)

農耕。むらができる。吉野ヶ里遺跡(佐賀)貧富の差。有力者、王。ムラからクニへ。

紀元前後 中国歴史書。倭(わ)(日本)に100余りの国。

 

 

 

1-2 ギリシャ・ローマ文明・宗教

古代ギリシャ、ローマでは独自の文明が築かれる。三大宗教は紀元前5世紀から7世紀に開かれた。

・ギリシャ・ローマ

紀元前8世紀 ギリシャ文明
アテネなど都市国家(ポリス)
パルテノン神殿
男性市民が参加する民会(民主政)
紀元前6世紀 都市国家ローマ
共和政
紀元前4世紀 ヘレニズム文化
ギリシャ文化と東方のオリエント文化が融合してできた文化
紀元前27 ローマ帝国が成立
皇帝が支配する帝政になる。
水道、浴場、コロッセオ(闘技場)

 

・三大宗教

仏教 キリスト教 イスラム教
紀元前5世紀 紀元前後 7世紀
釈迦(シャカ) イエス ムハンマド
東南アジア、中国、日本 新約聖書(聖書) アラー。聖典はコーラン

 

 

 

1-1 人類の誕生と世界四大文明

・先史時代(文字を持たない)
人類は助け合って生きてきた。

700万年前 旧石器時代・・打製石器
猿人。直立歩行。狩り・採集
200万年前 原人。火を使用
20万年前 新人(ホモサピエンス)。ラスコーの洞窟壁画。
1万年前 新石器時代・・磨製石器
農耕・牧畜。土器。

・四大文明
文明は川のそばで栄えた。

紀元前3000 メソポタミア文明
チグリス川・ユーフラテス川
くさび型文字。ハンムラビ法典。太陰暦。
紀元前3000 エジプト文明
ナイル川
象形文字。ピラミッド。太陽暦。
紀元前2500 インダス文明
インダス川
インダス文字。
モヘンジョダロ、ハラッパー
紀元前1500 中国文明・殷
黄河
甲骨文字。青銅器。

十干十二支(じっかんじゅうにし)六十干支(ろくじっかんし)の読み方

十干十二支(じっかんじゅうにし)

十干十二支(じっかんじゅうにし)とは、十干と十二支を組み合わせて、六十で一回りする数のことです。

六十干支(ろくじっかんし)とも呼ばれます。

昔の中国や日本の暦、時間、方位などに使われていました。

干支(かんし、えと)、天干地支(てんかんちし)ともいいます。

壬申の乱、甲子園、戊申戦争、辛亥革命などは、その年の名前が付けられています。

十二支(じゅうにし)

十二支 読み方1 読み方2
うし ちゅう
とら いん
ぼう
たつ しん
うま
ひつじ
さる しん
とり ゆう
いぬ じゅつ
がい

 

◆十干(じっかん)

十干 読み方1 読み方2
こう きのえ 木の兄
おつ きのと 木の弟
へい ひのえ 火の兄
てい ひのと 火の弟
つちのえ 土の兄
つちのと 土の弟
こう かのえ 金の兄
しん かのと 金の弟
じん みずのえ 水の兄
みずのと 水の弟

 

◆六十干支(ろくじっかんし)

六十干支  読み1  読み2 年号 年号
1 甲子 きのえね かっし 1984 1924
2 乙丑 きのとうし いっちゅう 1985 1925
3 丙寅 ひのえとら へいいん 1986 1926
4 丁卯 ひのとう ていぼう 1987 1927
5 戊辰 つちのえたつ ぼしん 1988 1928
6 己巳 つちのとみ きし 1989 1929
7 庚午 かのえうま こうご 1990 1930
8 辛未 かのとひつじ しんび 1991 1931
9 壬申 みずのえさる じんしん 1992 1932
10 癸酉 みずのととり きゆう 1993 1933
11 甲戌 きのえいぬ こうじゅつ 1994 1934
12 乙亥 きのとい いつがい 1995 1935
13 丙子 ひのえね へいし 1996 1936
14 丁丑 ひのとうし ていちゅう 1997 1937
15 戊寅 つちのえとら ぼいん 1998 1938
16 己卯 つちのとう きぼう 1999 1939
17 庚辰 かのえたつ こうしん 2000 1940
18 辛巳 かのとみ しんし 2001 1941
19 壬午 みずのえうま じんご 2002 1942
20 癸未 みずのとひつじ きび 2003 1943
21 甲申 きのえさる こうしん 2004 1944
22 乙酉 きのととり いつゆう 2005 1945
23 丙戌 ひのえいぬ へいじゅつ 2006 1946
24 丁亥 ひのとい ていがい 2007 1947
25 戊子 つちのえね ぼし 2008 1948
26 己丑 つちのとうし きちゅう 2009 1949
27 庚寅 かのえとら こういん 2010 1950
28 辛卯 かのとう しんぼう 2011 1951
29 壬辰 みずのえたつ じんしん 2012 1952
30 癸巳 みずのとみ きし 2013 1953
31 甲午 きのえうま こうご 2014 1954
32 乙未 きのとひつじ いつび 2015 1955
33 丙申 ひのえさる へいしん 2016 1956
34 丁酉 ひのととり ていゆう 2017 1957
35 戊戌 つちのえいぬ ぼじゅつ 2018 1958
36 己亥 つちのとい きがい 2019 1959
37 庚子 かのえね こうし 2020 1960
38 辛丑 かのとうし しんちゅう 2021 1961
39 壬寅 みずのえとら じんいん 2022 1962
40 癸卯 みずのとう きぼう 2023 1963
41 甲辰 きのえたつ こうしん 2024 1964
42 乙巳 きのとみ いつし 2025 1965
43 丙午 ひのえうま へいご 2026 1966
44 丁未 ひのとひつじ ていび 2027 1967
45 戊申 つちのえさる ぼしん 2028 1968
46 己酉 つちのととり きゆう 2029 1969
47 庚戌 かのえいぬ こうじゅつ 2030 1970
48 辛亥 かのとい しんがい 2031 1971
49 壬子 みずのえね じんし 2032 1972
50 癸丑 みずのとうし きちゅう 2033 1973
51 甲寅 きのえとら こういん 2034 1974
52 乙卯 きのとう いつぼう 2035 1975
53 丙辰 ひのえたつ へいしん 2036 1976
54 丁巳 ひのとみ ていし 2037 1977
55 戊午 つちのえうま ぼご 2038 1978
56 己未 つちのとひつじ きび 2039 1979
57 庚申 かのえさる こうしん 2040 1980
58 辛酉 かのととり しんゆう 2041 1981
59 壬戌 みずのえいぬ じんじゅつ 2042 1982
60 癸亥 みずのとい きがい 2043 1983

 

 

 

 

 

 

時間を十二支で表す十二時辰(じゅうにじしん)

十二支の動物は、昔の中国や日本で時間の表記にも使われていました。十二時辰(じゅうにじしん)・十二辰刻(じゅうにしんこく)などと呼ばれます。

名前 読み方 今の時間
子の刻 ねのこく 23時~1時 午後11時~午前1時
丑の刻 うしのこく 1時~3時 午前1時~午前3時
寅の刻 とらのこく 3時~5時 午前3時~午前5時
卯の刻 うのこく 5時~7時 午前5時~午前7時
辰の刻 たつのこく 7時~9時 午前7時~午前9時
巳の刻 みのこく 9時~11時 午前9時~午前11時
午の刻 うまのこく 11時~13時 午前11時~午後1時
未の刻 ひつじのこく 13時~15時 午後1時~午後3時
申の刻 さるのこく 15時~17時 午後3時~午後5時
酉の刻 とりにこく 17時~19時 午後5時~午後7時
戌の刻 いぬのこく 19時~21時 午後7時~午後9時
亥の刻 いのこく 21時~23時 午後9時~午後11時