歴史note – ページ 22 – 歴史、学びメモ

2-1 武士の台頭と鎌倉幕府

900年頃、武士の台頭。源氏と平氏の争い。源頼朝の鎌倉幕府。

・平安時代・後期

10世紀 武士が成長し武士団ができる。

平将門の乱(関東)、藤原純友の乱(瀬戸)

源氏と平氏が勢力を広げる。

1086 白河上皇が院政を始める。(退位した天皇(上皇・OB)の政治)
1167 平清盛が太政大臣になる。日宋貿易。
1185 壇ノ浦の戦い。平氏が滅ぶ。

 

・鎌倉時代

1192 ・源頼朝が征夷大将軍になる。鎌倉幕府。

武士による新しい政治。

※「御恩と奉公」・・頼朝の家来の武士を御家人という。将軍と御家人は土地を仲立ちにして強い主従関係を結ぶ。

・全国に守護と地頭を置く

・源氏の将軍は3代で終わる。⇒北条氏が執権

1221 承久の乱

後鳥羽上皇(「99「ひともをし」作者)VS 幕府。

幕府の勝利。⇒京都に「六波羅探題(朝廷の監視)」を置く。

1232 ・3代執権・北条泰時「御成敗式目」・・御家人の裁判の基準。

 


<引用>

1-8 平安時代の文化

平安時代は日本独自の文化が発達した。

◆2つの新しい宗教

天台宗・・最澄。比叡山・延暦寺。

真言宗・・空海。高野山・金剛峯寺(こんごうぶじ)

 

浄土信仰

念仏をとなえ阿弥陀仏にすがり極楽浄土に生まれ変わることを願う。貴族から地方に広まる。

阿弥陀堂。藤原頼道。平等院鳳凰堂(宇治)

 

◆日本独自の文化(国風文化)

仮名文字が発達。日本のことばを表しやすくなった。

「源氏物語」紫式部。長編小説。(57「めぐりあいて」

「枕草子」清少納言。随筆。(62「夜をこめて」

「新古今和歌集」紀貫之。和歌集。(35「人はいさ」

 

寝殿造・・有力貴族の屋敷。

平安貴族の服装。女性:十二単。男性:束帯。

 


引用

1-7 摂関政治と藤原氏

平安時代は天皇中心の政治から藤原氏の摂関政治へと転換していく。

794 桓武天皇。都を京都・平安京に移す。
797 坂上田村麻呂。征夷大将軍に任命。東北の蝦夷を討伐。
9世紀後半 藤原氏の摂関政治。摂政・関白。娘を天皇の后に。その子を天皇にし祖父として実権を握る。

摂政・・女性、幼少の天皇の代理。
関白・・成人した天皇の補佐。

894 菅原道真。遣唐使を廃止。(百人一首24の作者。菅家
1016 藤原道長・頼道親子。摂関政治の全盛期。

 

 

1-6 奈良時代の生活と天平文化

大化の改新で律令国家に。国家の形が整う。

645 大化の改新 中大兄皇子(天智天皇)が中臣鎌足と蘇我氏をたおす
豪族の支配から⇒国家が直接支配するように。公地公民。
701 大宝律令。律は刑罰、令は政治上の決まり。律令国家へ。

班田収授法(はんでんしゅうじゅのほう)。6歳以上に口分田。課税。死んだら土地は返す。

710 平城京。奈良時代が始まる。
743 墾田永年私財法。耕した土地は永久に自分と子孫のもの。

聖武天皇。大仏造立の詔(みことのり)。都に東大寺、全国に国分寺・国分尼寺。⇒仏教の力で国を守る

 

天平文化・・貴族を中心に栄えた国際色豊かな仏教文化。遣唐使で唐の制度や文化が取り入れられる。

正倉院。校倉造。ペルシャ(イラン)製のガラスなど。

 

1-5 聖徳太子の政治と飛鳥文化

聖徳太子は「天皇中心の政治」を初めてめざした人。仏教も重んじた。

  593 聖徳太子(厩戸皇子・うまやどのおうじ)が推古天皇の摂政となる。
摂政・・天皇が女性や幼い場合、代理に政治を行う
「天皇中心の政治」をめざした
  603 「冠位十二階」を制定
家柄ではなく有能な人材を役人にとりたてる
  604 「十七条の憲法」を制定
和を大切に。仏教を信仰せよ。天皇に従え。
  607 小野妹子を遣隋使として派遣
隋の2代目皇帝・煬帝(ようだい)

飛鳥文化・・仏教の影響の強い文化。

法隆寺・・世界最古の木造建築。

法隆寺・釈迦三尊像(しゃかさんぞんぞう)

 


引用

弥生時代。朝貢、遺跡。

弥生時代

朝貢(ちょうこう)

中国の「皇帝」に貢物をして、地方の「王」と認めてもらう。その証に「金印」をもらう。

遺跡

•  吉野ヶ里遺跡(佐賀)人骨など戦いのあと

•  登呂遺跡(静岡)稲作のあと

 

「おもしろくてとんでもなくわかりやすい日本史」

1-4 卑弥呼と東アジアの国々

弥生時代の稲作でリーダーが生まれ争いも生まれた。

57

 

239

倭の奴国の王が後漢の皇帝(光武帝)から金印を授かる。「漢倭奴国王」「後漢書」

邪馬台国の女王、卑弥呼。魏(三国志・魏・呉・蜀の魏)に使いを送る。「魏志倭人伝」に記述あり。30の国を従える。「親魏倭王」の金印をもらう。

3世紀後半(200年代後半)  

豪族の大きな墓が作られる。大和政権(奈良)。前方後円墳。大山古墳(仁徳天皇陵)。埴輪。

農耕。むらができる。吉野ヶ里遺跡(佐賀)貧富の差。有力者、王。ムラからクニへ。

4世紀後半〜5世紀

 

6世紀

大和政権が九州から東北南部を支配。王が大王(おおきみ)。高句麗、新羅と戦う。

 

渡来人が仏教や儒学を伝える。

 

 

1-3 縄文時代と弥生時代

縄文時代、弥生時代は日本の歴史の始まり。国が形成されていく。縄文は狩り、採集、弥生は稲作。

約1万数千年前〜 新石器時代(磨製石器)

縄文時代。

縄文土器。網目模様。厚いがもろい。縄文文化。

たて穴住居。

狩り、漁、採集。

貝塚、土偶。

三内丸山遺跡(青森)

前300〜 弥生時代

弥生土器。模様は少ない。赤褐色。薄くて固い。弥生文化。

大陸から稲作が伝わる。

たて穴住居。

金属器(青銅器、鉄器)

農耕。むらができる。吉野ヶ里遺跡(佐賀)貧富の差。有力者、王。ムラからクニへ。

紀元前後 中国歴史書。倭(わ)(日本)に100余りの国。

 

 

 

1-2 ギリシャ・ローマ文明・宗教

古代ギリシャ、ローマでは独自の文明が築かれる。三大宗教は紀元前5世紀から7世紀に開かれた。

・ギリシャ・ローマ

紀元前8世紀 ギリシャ文明
アテネなど都市国家(ポリス)
パルテノン神殿
男性市民が参加する民会(民主政)
紀元前6世紀 都市国家ローマ
共和政
紀元前4世紀 ヘレニズム文化
ギリシャ文化と東方のオリエント文化が融合してできた文化
紀元前27 ローマ帝国が成立
皇帝が支配する帝政になる。
水道、浴場、コロッセオ(闘技場)

 

・三大宗教

仏教 キリスト教 イスラム教
紀元前5世紀 紀元前後 7世紀
釈迦(シャカ) イエス ムハンマド
東南アジア、中国、日本 新約聖書(聖書) アラー。聖典はコーラン