日本史【5】ヤマト政権(古墳2)

260525
日本史【5】ヤマト政権(古墳2)

<ヤマト(大和)政権の支配構造>
(1)大王
大王(おおきみ)(後の天皇)

(2)豪族
(中央):大臣(おおおみ)、大連(おおむらじ)
伴造(とものみやつこ)

(地方):国造(くにのみやつこ)、県主(あがたぬし)

(3)部民(べみん/べのたみ)(農民・一般)

部曲(かきべ)=豪族の私有民(蘇我部、大友部など )

・名代(なしろ)・子代(こしろ)=大王家の直属民(長谷部、春日部など)

・伴(とも)=役人

・品部(しなべ)=技術者集団
ー 陶部(すえつくりべ)・・陶器作り(須恵器)
ー 韓鍛冶部(からかぬちべ)・・鉄加工、鍛冶

★土地は2種類
・朝廷のもの・・屯倉(みやけ)
・豪族のもの・・田荘(たどころ)

ヤマト政権に
・抵抗した豪族からは・・⇒土地を奪い、ヤマト朝廷の直轄地(屯倉・みやけ)にする。田部(たべ)が耕作。

・服属した豪族は・・⇒国造に任命し、土地(=田荘・たどころ)を与える。部曲(かきべ)が耕作。

 

氏姓(しせい)制度
=氏(うじ)(集団)に対して、姓(かばね)(称号)を与えること。

(うじ)・・同族中心の「集団」
(かばね)・・(氏に与えられる)地位を示す「称号」

(うじ)・・同族中心の集団のこと

・血縁関係
氏上(うじがみ/うじのかみ)長
氏人(うじびと)構成員

・部曲(かきべ)・・労働者

・奴婢(ぬひ)・・奴隷
奴(ぬ)・・男の奴隷
婢(ひ)・・女の奴隷

(かばね)・・(氏に与えられる)身分・地位を示す称号
=豪族にランクを付ける。

(おみ)・・平群・葛城・蘇我
(むらじ)・・中臣・大友・物部
(特定職業を名とする)

・君(きみ)・・筑紫・毛野
(大王から分かれた地方豪族に与えられた)
他に、直、造、首、史、村主など

<朝鮮半島>
[4C前半]
帯方郡・高句麗
馬韓|辰韓
弁韓
↓↓
[4C後半]
高句麗
百済|新羅
伽耶 (かや)
(加羅(から)・任那(みまな))

<古墳文化の政治>
【4C】
・倭が朝鮮へ出兵、高句麗と交戦(391)

高句麗 好太王碑
(広開土王)
by 長寿王
丸都(がんと)・高句麗の都(現在の中国)

目的:朝鮮南部の鉄資源や先進技術の獲得
ーーーーーーーーーーーーー
【5C】
倭の五王
『宋書』倭国伝 by 沈約

中国(宋)に朝貢。
讃・珍・済・興・武
(さんちんせいこうぶ)



済・・允恭天皇
興・・安康天皇

ワカタケル大王(=雄略天皇 21代
5C(478) 「安東大将軍」に任命
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【6C】
(継体天皇時代)

・527 近江毛野(おうみのけぬ)を大将に朝鮮出兵。
その際に筑紫国造・磐井の乱
新羅と結んだ磐井が九州で反乱。

・6C初 儒教伝来
孔子、孟子。
百済から五経博士が来日。
ex 段楊爾(だんように)

(欽明天皇時代)
・562 任那(みまな)日本府滅亡。新羅に滅ぼされる。
朝鮮半島の拠点を失う。

仏教公伝
百済聖明王より
538年説(ご参拝)
『上宮聖徳法王帝説』聖徳太子の伝記
『元興寺縁起』

②552年説
『日本書紀』

(敏達天皇時代)

・崇仏論争

大臣・蘇我馬子(崇仏派)
VS
大連・物部守屋(排仏派)

587 丁未の乱(ていびのらん)
蘇我馬子〇 VS ✕物部守屋

(蘇我氏)
蘇我高麗(こま)(渡来系)
|
蘇我稲目(いなめ)
|
蘇我馬子(うまこ)
|
蘇我毛人(えみし)
|
蘇我入鹿(いるか)

(物部氏)
物部麁鹿火(もののべのあらかい)
|
物部尾輿(おこし)
|
物部守屋(もりや)

 

 

日本史【4】古墳文化(古墳1)

260524
日本史【4】古墳文化

古墳時代(3C後半~6C)
・前期 4C
・中期 5C
・後期 6C

[古墳]
前・中期・・前方後円墳、竪穴式石室
↓↓
後期・・円墳、横穴式石室

[埴輪]
前期・・円筒埴輪(えんとうはにわ)
↓↓
中・後期・・形象埴輪(人物、動物、家)

[副葬品]
前期・・呪術的。銅鏡。三角縁神獣鏡。
↓↓
中・後期・・実用的。武具、馬具。

[代表古墳]
・前期(4C)・・箸墓古墳

・中期(5C)・・大仙陵(だいせんりょう)古墳(世界最大の墓)
百舌鳥古墳群(もずこふんぐん)堺市
応神天皇 誉田山古墳

・後期(6C)・・群集墳
吉見百穴(よしみひゃっけつ)(埼玉)
(有力農民も葬られた)

[住居]
・豪族居館(ごうぞくきょかん)
支配者(豪族)が住む

・一般の人の竪穴住居にはかまどが出現

[土器]
土師器(はじき)・・弥生土器風(赤褐色・せきかっしょく)
↓↓
須恵器(すえき)・・朝鮮式新技術(灰色)
ろくろ・登り窯を使う。硬質。

[渡来人]
朝鮮半島や大陸から来た人々。

・弓月君(ゆづきのきみ)
秦氏(はたし/はたうじ)の祖。
養蚕・機織り(はたおり)を伝える。

・阿知使主(あちのおみ)
東漢氏(やまとのあやうじ)の祖。
文筆に優れる。

王仁(わに)
西文氏(かわちのふみうじ)の祖。
漢字を伝える。
「論語」儒学の教科書
「千字文(せんじもん)」

[習俗]
・太占(ふとまに)
シカの骨で吉凶を占う。

・盟神探湯(くがたち)
熱湯に手を入れる。裁判。

・禊(みそぎ)
水で浄化

・祓(はらえ)
水以外で浄化

[社(やしろ)]
伊勢神宮(三重)
天照大神(アマテラスオオミカミ)

・出雲大社(島根)
大国主神(オオクニヌシノカミ)

[農耕儀礼]
(春)・祈年祭(きねんさい/としごいのまつり)
(豊作を祈る)

(秋)・新嘗祭(にいなめのまつり)
(収穫の感謝)
=現在は祝日・11/23 勤労感謝の日

(秋)・大嘗祭(だいじょうさい/おおなめのまつり)
天皇即位後、最初の新嘗祭。

[漢字・伝在品]
江田船山古墳(えたふなやまこふん)(熊本)
鉄刀

稲荷山古墳(いなりやまこふん)(埼玉)
鉄剣

「ワカタケル大王(おおきみ)」の記載がある。
=雄略天皇