2025大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)』
第2回「吉原細見『嗚呼御江戸』(よしわらさいけん・ああおえど)」メモ(250112放送)
蔦屋重三郎は、吉原の案内本“吉原細見”で客を呼び寄せる案を思いつく。その序文の執筆を依頼するため、江戸の有名人・平賀源内探しに奔走する!
キャスト
- 蔦重重三郎(横浜流星)
- 平賀源内(安田顕)
- 鱗形屋孫兵衛(片岡愛之助)
- 田沼意次(渡辺謙)
- 一橋治済(生田斗真)
- 田安賢丸(寺田心)
- 老中首座・松平武元(石坂浩二)。右近将監(うこんのしょうげん)。
<松葉屋の花魁たち>
・トップ呼出・松の井(久保田紗友)
・呼出・花の井(小芝風花)
・部屋持ち・うつせみ(小野花梨)
・新造・・とよしま(珠城りょう)
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吉原細見・・吉原のガイドブック。年2回発行。序。
紙花・・チップ。1枚2万円ほど。
漱石香(そうせきこう)・・当時飛ぶように売れた歯磨き粉。引き札(広告チラシ)で売れた商品。←コピーを平賀源内が考えた。本音ぶっちゃけ。「効くかどうかは分からないけど、助けると思って買ってちょうだい。」
平賀源内・・本草学者、蘭学者、浄瑠璃作家、戯作者。
山師・・金・銀・銅・鉄。鉱脈を見つけて掘り当てる人。そこから転じて投機する人。
<金・銀について>
鎖国して相場が分からないから、オランダに金も銀も安値で買われてしまった。銅で銀を買い戻している。
なぜ銀が必要か?⇒南鐐二朱銀(なんりょうにしゅぎん)を作るため。
明和9年(1772)から田沼意次が出した。
南鐐・・「純度が高い」の意味。純度98%。
表「以南鐐八片換小判一両」。8枚で一両になる。
裏「銀座常是」幕府公式の鋳造場でつくられた証。
それまでの重さを測る秤量貨幣ではなく、枚数を計数貨幣だった。
朱は貨幣の単位。一両は十六朱なので、南鐐二朱銀(二朱)8枚で一両になる。
一両=四分=十六朱
武家は年貢は米なので札差(ふださし)(米商人)に買いたたかれる。
当時は金貨、銀貨、銭(ぜに)が混在しており、田沼は南鐐二朱銀で貨幣を統一しようとした。
天領(幕府の直轄地)で銀を採掘している。
老中
松平輝高
松平康福
「京都三条糸屋の娘 姉は十八妹は十五 諸国大名弓矢で殺す 糸屋の娘は目で殺す 」今回は「松葉の瀬川は目で殺す。」
頼山陽(らいさんよう)か、平賀源内か。
実際に平賀源内が吉原細見の序を書いたことがある。福内鬼外というペンネーム。
引け四つ・・吉原内での0時の呼び方。(本当は0時は九つ)
「吉原は拍子木までが嘘をつき」
22時 夜四つ(よるよつ)
0時 真夜九つ(まよここのつ)
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上様のいとこ。
一橋治済(ひとつばし・はるさだ)(『大奥』のサイコでヤバい人。)
卿の嫡男が生まれる。
治済は吉宗の孫。宗尹・むねただ(吉宗四男)の嫡男。
<御三卿(ごさんきょう)>
田安家、一橋家、清水家。
1.田安家 始祖・徳川宗武(むねたけ)(8代吉宗の三男)
2.一橋家 始祖・徳川宗尹(むねただ)(8代吉宗の四男)
3.清水家 始祖・徳川重好(9代家重(吉宗の長男)の次男)
9代家重の嫡男は10代将軍家治。
・田安治察(たやす・はるあき)宗武の長男
・田安賢丸(たやす・まさまる)宗武の七男(後の松平定信)
・清水家当主・清水重好(しげよし)・・上様(10代家治)の弟。
傀儡(かいらい/くぐつ):操り人形。また操られている人。
田沼意次・主殿頭(とのものかみ)
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〇べらぼう紀行
田沼意次
9代家重、10代家治に仕える。足軽から老中へ。
経済を発展させていく。
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