■七殿(しちでん)
弘徽殿(こきでん)
承香殿(じょうきょう/しょうきょうでん)
麗景殿(れいけんでん)
登華殿(とうかでん)
貞観殿(じょうがんでん)
宣耀殿(せんようでん)
常寧殿(じょうねいでん)五節舞姫の帳台試が行われる。五節殿ともいう
■五舎(ごしゃ)
飛香舎(ひぎょうしゃ)(藤壺/ふじつぼ)
凝花舎(ぎょうかしゃ)(梅壺/うめつぼ) 藤原詮子
昭陽舎(しょうようしゃ)(梨壺/なしつぼ)梨壺の五人
淑景舎(しげいしゃ)(桐壺/きりつぼ)
襲芳舎(しゅうほうしゃ)(雷鳴壺/かんなりのつぼ)
後宮。七殿五舎(しちでんごしゃ):平安京内裏の紫宸殿(ししんでん)や仁寿殿(じじゅうでん)の後方に位置し、主に天皇の后妃(こうひ)の住まう殿舎(でんしゃ)を指す。
これらは後宮(こうきゅう)と総称され、后妃以外にも東宮やその妃、また親王・内親王などもしばしば殿舎を賜った。
七殿は内裏創建時から存在し、五舎よりも格が上であるとされる。