2025年2月 – 歴史note

『べらぼう』テーマ曲イントロ。ツィンバロン。

『べらぼう』テーマ曲
NHK交響楽団

イントロ部分
ツィンバロン(ハンガリーの伝統楽器)
斉藤浩氏(島根県・松江出身)

アジア人初。
打弦楽器。
弦をバチで叩く。

隠岐の島。芸能が盛ん。
盆踊りは太鼓と歌い手で。

松江 鼕行列(どうぎょうれつ)
鼕(どう):出雲地方の太鼓の呼び名

作曲家 ジョン・グラム氏

2025大河ドラマ『べらぼう』第8回メモ 250223放送

2025大河ドラマ『べらぼう』
第8回「逆襲の『金々先生』」メモ(250223放送)

蔦重(横浜流星)が手掛けた瀬川(小芝風花)の名を載せた細見で、吉原には客が押し寄せる。そんな中、瀬川の新たな客として盲目の大富豪、鳥山検校(市原隼人)が現れる。


この時代の元号

蔦屋重三郎(1750~)

平賀源内が田沼意次に社参を見世物にして金を得たらどうかと提案。

吉原の引き札屋(チラシ)

本は上方(関西)から流れてきた。
江戸の本屋は最初は須原屋と鱗形屋だけだった。

鳥山検校(とりやまけんぎょう)
盲人は幕府の手厚い保護を受けて生業として
高利貸しも認められ、富を得る者もいた。

『金々先生栄花夢』(恋川春町)1775(安永四年)
黄表紙の最初の作。
金々先生・・通ぶっている人。
田舎の若者がうたた寝する間に見た夢の話。

瀬川が本を読みながら、「ひゅー(口笛)」と(←原文まま)

『女重宝記(おんなちょうほうき)』花嫁修業の本

商家のお内儀(ないぎ)
内儀:町人の妻

「女と博打は麹町の井戸。はまれば底が知れぬ」
麹町は高台にあるので井戸が深い。

 


〇べらぼう紀行

滝泉寺(目黒不動尊)
東京・目黒区

 

 

2025大河ドラマ『べらぼう』第7回メモ 250216放送

2025大河ドラマ『べらぼう』
第7回「好機到来『籬(まがき)の花』」メモ(250216放送)

蔦重(横浜流星)は今の倍売れる細見を作れば、地本問屋仲間に参入できる約束を取り付ける。しかし西村屋(西村まさ彦)と小泉忠五郎(芹澤興人)が反発し、阻もうとする。


この時代の元号

蔦屋重三郎(1750~)

「李白の『静夜思(せいやし)』のごときだな。蔦重の吉原への思いは」

『静夜思』
床前看月光 疑是地上霜
挙頭望山月 低頭思故郷
(訳)
寝台の前で月の光を見る
地面に降りた霜のようだ
顔を挙げて山の上の月をながめ
頭を垂れて故郷を思う

 

名跡(みょうせき):代々受け継がれていく家名

間夫・真夫(まぶ):遊女が真情を捧げる男。

小川紙(おがわし):埼玉、小川町で作られる和紙。

五代目瀬川の襲名。花の井。


〇べらぼう紀行

東京都台東区
隅田川

山谷堀(さんやぼり)
吉原への水路とされた。猪牙舟(ちょきぶね)

 

 

 

2025大河ドラマ『べらぼう』第6回メモ 250209放送

2025大河ドラマ『べらぼう』
第回「鱗剥がれた『節用集』」メモ(250209放送)

蔦重(横浜流星)は、鱗形屋(片岡愛之助)と新たな青本を作る計画を始める。そんな中、須原屋(里見浩太朗)から『節用集』の偽板の話を聞き、蔦重にある疑念が生じる…。


この時代の元号

蔦屋重三郎(1750~)

金金(きんきん):当世風でしゃれていること。江戸中期の流行語。

物見遊山(ものみゆさん):名所や盛り場に行って見物する

『楠末葉軍談(くすのきばつようぐんだん)』

「花のさわりのなきようにいたす」=花魁が揚代(あげだい)を自分で払うこと。

「地本(じほん)は当たってこそだから」
地本より書物の方が割り良く儲かる。

青本:大人向けの娯楽本
赤本:子供向けの絵本

小島松平家

鈴木春信『風流艶色真似ゑもん』(まねえもん)(艶本)
目計頭巾(めばかりずきん)
半可通(はんかつう)

ーーーー

勘定吟味役:幕府の職。勘定奉行に次ぐ地位。

日光社参(にっこうしゃさん):日光東照宮への参詣。

御金蔵(おかねぐら):幕府の財政。

徳川家基(いえもと):十代将軍・家治の嫡男。(次の将軍候補だが。。)

大奥は親田沼派だったが御台所様(将軍の正室・五十宮倫子)が亡くなってからは風向きが変わる。。

知保の方(ちほのかた):家基の生母。

ーーーー

店の金をちょろまかす手代(てだい / 使用人・丁稚と番頭の間)を源四郎と言った。

うがちを入れる(カンタンなトリックみたいな?知る人ぞ知るしかけ、かかってること、裏の意味。)

・地口(じぐち)
「恐れ入谷の鬼子母神(おそれいりやのきしもじん)」
江戸っ子の好きなダジャレみたいなもの。
団扇絵で糊口を凌いでいる者(恋川春町か)

奸賊(かんぞく):悪しき者。
奸臣(かんしん):邪悪な(悪だくみをする)家来。

ーーーー

旗本
佐野 善左衛門 政言(さの ぜんざえもん まさこと)

田沼家は佐野家の家臣だったと言ってきた。

御書院番士(ごしょいんばんし):江戸城の警護、将軍外出時の護衛など。
濡れ手に粟。

「せいぜいありがたく頂いとけ。それが粟餅を落としたやつへの手向け(たむけ)ってもんだぜ」

手向け:お供え物


〇べらぼう紀行

日枝(ひえだ)神社:江戸の守り神。

産土神(うぶすながみ):生まれた土地を守る神。

家治は絵も得意。将棋。

 

2025大河ドラマ『べらぼう』第5回メモ 250202放送

2025大河ドラマ『べらぼう』
第5回「蔦に唐丸因果の蔓(つたにからまるいんがのつる)」メモ(250202放送)

蔦重(横浜流星)は鱗形屋(片岡愛之助)のもとで働き、暖れん分けで本屋になる道を選択しようとしていた。そんな中、唐丸(渡邉斗翔)はある男にしつこく脅されていた…。


この時代の元号

蔦屋重三郎(1750~)

株仲間:同業者が集まって作る。株を持たない者は商いができない。商売をしたいときは株を買って問屋(といや)になる。

秩父・中津川鉱山
鉄がうまく生成できない。
司馬遷『史記』「災い転じて福となす」

鉄を墨に切り変える。
鉄を精錬するときに大量に墨を使う。

公儀御用(こうぎごよう):幕府に御用として提供されたもの

「鯛の味噌津に四方の赤(たいのみそずによものあか)飲めや歌えやちんどんちんどん」贅沢三昧のような意味。四方の赤は酒の名前。

(狂歌師:四方赤良(よものあから)。=大田南畝(おおたなんぽ))

 

平賀源内は讃岐国の生まれ。元いた高松藩から平賀源内はどこも抱えちゃいけないとお触れが出ている。なのでどこにも仕官できない。

書物問屋(しょもつどんや)。須原屋。
漢籍(かんせき):漢文で書かれた書物。

書物問屋は株仲間に入ってるが、地本問屋(じほんどんや)は株仲間に入っていなかった。

開国すればいろんな職業ができる。
幇間(ほうかん):男芸者。
通詞(つうじ):通訳

浮世絵師。
春信(鈴木春信)、湖龍斎(礒田湖龍斎)、重政(北尾重政)。

「誠のことが分からないならできるだけ楽しいことを考える」。
それが、わっちらの流儀だろう。

尾張・熱田
『早引節用集』

 


〇べらぼう紀行

埼玉県秩父市
平賀源内。鉱山事業。金や鉄を掘り出す。⇒後に森林を使った木炭の製造と荒川の流れを利用した運搬業を始める。

 

『べらぼう』5回目感想。頼む。うつせみ、幸せになって。

 

 

 

十干十二支の歴史用語

十干十二支が使われている歴史用語

<日本>
・辛亥年(471)
・乙巳の変(645)
・庚午年籍(670)
・庚寅年籍(690)
・壬申の乱(672)
・己酉約条(1609)
・戊辰戦争(1868)

<中国>
・戊戌の政変(1898)
・辛亥革命(1911)

<朝鮮>
・壬午軍乱(1882)
・甲申政変(1884)
・甲午農民戦争(1894)

1 甲子 こうし 1984 1924 1864 1804 1744
2 乙丑 いっちゅう 1985 1925 1865 1805 1745
3 丙寅 へいいん 1986 1926 1866 1806 1746
4 丁卯 ていぼう 1987 1927 1867 1807 1747
5 戊辰 ぼしん 1988 1928 1868 1808 1748
6 己巳 きし 1989 1929 1869 1809 1749
7 庚午 こうご 1990 1930 1870 1810 1750
8 辛未 しんび 1991 1931 1871 1811 1751
9 壬申 じんしん 1992 1932 1872 1812 1752
10 癸酉 きゆう 1993 1933 1873 1813 1753
11 甲戌 こうじゅつ 1994 1934 1874 1814 1754
12 乙亥 いつがい 1995 1935 1875 1815 1755
13 丙子 へいし 1996 1936 1876 1816 1756
14 丁丑 ていちゅう 1997 1937 1877 1817 1757
15 戊寅 ぼいん 1998 1938 1878 1818 1758
16 己卯 きぼう 1999 1939 1879 1819 1759
17 庚辰 こうしん 2000 1940 1880 1820 1760
18 辛巳 しんし 2001 1941 1881 1821 1761
19 壬午 じんご 2002 1942 1882 1822 1762
20 癸未 きび 2003 1943 1883 1823 1763
21 甲申 こうしん 2004 1944 1884 1824 1764
22 乙酉 いつゆう 2005 1945 1885 1825 1765
23 丙戌 へいじゅつ 2006 1946 1886 1826 1766
24 丁亥 ていがい 2007 1947 1887 1827 1767
25 戊子 ぼし 2008 1948 1888 1828 1768
26 己丑 きちゅう 2009 1949 1889 1829 1769
27 庚寅 こういん 2010 1950 1890 1830 1770
28 辛卯 しんぼう 2011 1951 1891 1831 1771
29 壬辰 じんしん 2012 1952 1892 1832 1772
30 癸巳 きし 2013 1953 1893 1833 1773
31 甲午 こうご 2014 1954 1894 1834 1774
32 乙未 いつび 2015 1955 1895 1835 1775
33 丙申 へいしん 2016 1956 1896 1836 1776
34 丁酉 ていゆう 2017 1957 1897 1837 1777
35 戊戌 ぼじゅつ 2018 1958 1898 1838 1778
36 己亥 きがい 2019 1959 1899 1839 1779
37 庚子 こうし 2020 1960 1900 1840 1780
38 辛丑 しんちゅう 2021 1961 1901 1841 1781
39 壬寅 じんいん 2022 1962 1902 1842 1782
40 癸卯 きぼう 2023 1963 1903 1843 1783
41 甲辰 こうしん 2024 1964 1904 1844 1784
42 乙巳 いつし 2025 1965 1905 1845 1785
43 丙午 へいご 2026 1966 1906 1846 1786
44 丁未 ていび 2027 1967 1907 1847 1787
45 戊申 ぼしん 2028 1968 1908 1848 1788
46 己酉 きゆう 2029 1969 1909 1849 1789
47 庚戌 こうじゅつ 2030 1970 1910 1850 1790
48 辛亥 しんがい 2031 1971 1911 1851 1791
49 壬子 じんし 2032 1972 1912 1852 1792
50 癸丑 きちゅう 2033 1973 1913 1853 1793
51 甲寅 こういん 2034 1974 1914 1854 1794
52 乙卯 いつぼう 2035 1975 1915 1855 1795
53 丙辰 へいしん 2036 1976 1916 1856 1796
54 丁巳 ていし 2037 1977 1917 1857 1797
55 戊午 ぼご 2038 1978 1918 1858 1798
56 己未 きび 2039 1979 1919 1859 1799
57 庚申 こうしん 2040 1980 1920 1860 1800
58 辛酉 しんゆう 2041 1981 1921 1861 1801
59 壬戌 じんじゅつ 2042 1982 1922 1862 1802
60 癸亥 きがい 2043 1983 1923 1863 1803