ひらひらひら。奥州藤原氏と藤原氏の三平(さんひら)兄弟。 – 楽しく歴史

ひらひらひら。奥州藤原氏と藤原氏の三平(さんひら)兄弟。

「ひら・ひら・ひら」×2

【1】東北の「ひら・ひら・ひら」

奥州・藤原氏

・藤原清衡(よひら)
・藤原基衡(とひら)
・藤原秀衡(でひら)

(ついでに藤原泰衡(やすひら))

肝を冷やす(「き」「も」を「ひ」「やす」)

「衡」は「ひら」と読む。

 

・藤原清衡(きよひら)⇒「中尊寺金色堂」

・藤原基衡(もとひら)⇒「毛越寺庭園(もうつうじていえん)」。「も」で共通してる。

・藤原秀衡(ひでひら)⇒「無量光院(むりょうこういん)」

 


【2】平安・藤原家の「ひら・ひら・ひら」

藤原基経(もとつね)の息子たち、三兄弟。

・藤原時(ときひら)
・藤原仲(なかひら)
・藤原忠(ただひら)

父・藤原基経
マンガ「応天の門」に出てくる、クール系の権力人。初めて関白になった人。

57代陽成天皇(17「つくばねの」)を廃位し、58代光孝天皇(15「君がため」)を立てた。

 

基経の息子三兄弟は三平(さんひら)と呼ばれる

・藤原時平:菅原道真を大宰府に追いやった。たたりにあったと言われている。

・藤原仲平:伊勢が18「なにわがた」の歌を贈った相手。

・藤原忠平:貞心公(26「小倉山」)。忠平は道真にきつく当たってないから、たたりをまぬがれたのかも。