日本史 – ページ 6 – 楽しく歴史

3-5 桃山文化

◆桃山文化

新たな支配者となった「大名の権力」と「豪商の富」を背景に生まれた豪華で壮大な文化。

姫路城。天守閣を持つ大きな城。天守閣は支配者の権威。

唐獅子図屏風。狩野永徳(かのうえいとく)

茶の湯。千利休、わび茶。

かぶき踊り。出雲の阿国。


◆南蛮文化

南蛮貿易の商人や宣教師によって伝えられた文化

天文学、医学、航海術、活版印刷術。

パン、カステラ、カルタ、時計

 

3-4 豊臣秀吉の時代

豊臣秀吉は天皇の権威も利用しながら全国統一を果たした。

1582 豊臣秀吉が明智光秀を討つ。
太閤検地をはじめる。

※太閤検地は確実に年貢を納めさせるため。
ものさしやますのを統一し、予想される収穫量を石高(こくだか)で表した。耕作する農民も記録した。1石=米150Kg

1583 大阪城を築きはじめる。
1588 刀狩を行う。
農民から武器を取り上げ兵農分離を進める。
1590 全国統一に成功。
小田原攻めで北条氏を倒す。
1592
1597
文禄の役
慶長の役 2度の朝鮮侵略。明の征服をめざしたが失敗。

 

 

3-3 織田信長の時代

織田信長は古いしきたりにとらわれず、新しい発想と行動力で勢力を伸ばした。

1560 織田信長が桶狭間の戦いで今川義元を破る。
1568 京都に上る
1573 室町幕府を滅ぼす
15代将軍足利義昭を京都から追放。ほかの戦国大名や寺院勢力を力でねじ伏せ全国統一を目指した。
1575 長篠の戦いで武田頼勝を破る。
1576 安土城を築く。
安土城下で楽市楽座を行う。
※楽市楽座では商工業の発展がはかられた。
税や座(組合)がなくされ自由に商売ができた。
1582 本能寺の変で自害。家臣明智光秀の謀反。

 

 

時代と西暦

縄文 前11000-前300(約11000年)

弥生 前300-250(約550年)

古墳 250-592(約340年)

飛鳥 592-710(約120年)

奈良 710-784(約70年)

平安 794-1185(約400年)

鎌倉   1185-1336(約150年)

室町 1336-1573(約240年)

<戦国 1467応仁の乱-1615大阪夏の陣(約150年)>

安土桃山 1573-1600(約30年)信長・秀吉

江戸 1600-1868(約260年)

明治 1868-1912(44年)

大正 1912-1926(14年)

昭和  1926-1989(63年)

平成  1989-2019(30年)

令和  2019-

 

3-2 キリスト教と鉄砲の伝来

1543年、ポルトガル人が鉄砲を日本に伝えたことが、日本とヨーロッパの最初の出会い。時計、カステラ、キリスト教なども伝わった。

16世紀はじめ ヨーロッパで宗教改革。
ドイツ・ルターがカトリック教会を批判。
カトリック教会がイエズス会中心に立て直し。
日本、アジア、アメリカに宣教師を派遣
1543 鉄砲が日本に伝わる
1549 宣教師フランシスコ・ザビエルがキリスト教を伝える。
九州・近畿にキリシタンが増える。
1582 九州のキリシタン大名が天正遣欧少年使節をローマ教皇の
もとへ派遣。

 

・鉄砲が戦い方を変えた。

よろいかぶとをつけた武士が入り乱れる接近戦

身軽な歩兵(足軽)が鉄砲を持つ集団戦法へ。

 

・南蛮貿易

ポルトガルとスペインとの貿易が平戸・長崎で行われた。

日本の輸出品は銀

日本の輸入品は生糸、絹織物、時計、ガラスなど

 


<引用>

 

 

 

3-1 ヨーロッパの動きと世界

大航海時代。15世紀後半、ポルトガルとスペインがアジアの香辛料を求めて新航路の開拓に動く。

コロンブス(スペイン)
1492年アメリカ大陸に近い西インド諸島

バスコダガマ(ポルトガル)
1498年 アフリカ喜望峰をまわりインドへ。

マゼラン艦隊(スペイン)
1521年 世界一周


 

 

 

 

2-6 応仁の乱と戦国大名

応仁の乱は11年続き室町幕府は権力を失い戦国時代へ。

3代足利義満の死後、守護→守護大名となり力が増大。

1467~1477 応仁の乱

戦国時代の幕開け。

将軍の跡継ぎ問題で勃発。守護大名の細川氏 VS 山名氏。

 

山城国一揆

加賀の一向一揆

「下剋上」の風潮が広まる。

戦国大名が登場。幕府の統制から離れ、独自に領地を支配する。

 

分国法。領国内の法律。

武田信玄の喧嘩両成敗など。

 


<引用>

 

 

2-5 室町時代の文化

室町時代は「北山文化」と「東山文化」が栄えた。

◆北山文化(きたやまぶんか)

3代将軍・足利義満。金閣寺。

優雅な「貴族文化」と素朴で力強い「武士文化」が融合。

 

◆東山文化(ひがしやまぶんか)

8代将軍・足利義政。銀閣寺。東山慈照寺。

簡素で落ち着いた文化。禅宗の影響。東求堂同仁斎(とうぐどうどうじんさい)

書院造。床の間、生け花、水墨画、茶の湯。

枯山水。龍安寺の石庭。
雪舟・水墨画。
観阿弥・世阿弥父子。猿楽・田楽が能に。
狂言。御伽草子。「浦島太郎」など絵入り物語。

 


<引用>

2-4 南北朝の動乱と室町幕府

後醍醐天皇が鎌倉幕府を倒したのち、天皇が2人いる時代が60年続いた。

1333 後醍醐天皇 天皇中心の政治「建武の新政」を始める。
⇒武士を無視したため失敗。
1336 2つの朝廷が争う南北朝時代
北朝:足利尊氏が立てた天皇
南朝:後醍醐天皇
1338 足利尊氏が征夷大将軍となり京都に幕府を開く
1378 3代将軍・足利義満が京都の室町に幕府を移す。
1392 足利義満が南北朝を統一。
1404 義満が明とのあいだに勘合貿易を始める。(日明貿易)
倭寇(海賊)の船と区別するため勘合という合い札を用いる

 

◆室町幕府

(中央)将軍ー管領(かんれい)将軍の補佐役ー侍所、政所など

(地方)将軍ー鎌倉府、守護、地頭