トライ世界史 – ページ 5 – 歴史note

【07】中国古典文明(秦・漢)

【07】中国古典文明
(1)古代文明と初期王朝
(2)春秋戦国時代
(3)秦の統一
(4)前漢の時代
(5)後漢の時代と漢代の文化
西周(鎬京)→東周(洛邑)→秦(咸陽)→前漢(長安)→新(長安)→後漢(洛陽)
(場所)鎬京=咸陽=長安
洛邑=洛陽


(1)古代文明と初期王朝
〇 2つの文明
1★黄河文明
(前半)
■ 仰韶(ぎょうしょう)文化(B5000~B3000)(黃河中流)
・アワ・キビ
・彩文土器(彩陶)

(後半)
■ 竜山文化(B2500~B2000)(黃河下流)
・黒陶(薄手)、灰陶(厚手)

竜山文化の後半頃に・・
↓↓
邑(ゆう)の形成
集落が生まれた。

2★長江文明
■ 河姆渡(かぼと)遺跡(B5000~B3000)
・稲作

ーーーーーーーーーーーーーーーー
〇集落の集合体
■ 夏(伝説上)
■ 殷(B16C~B11C)
・殷墟(青銅器)
・邑の商(リーダー)を盟主とした連合国家
・神権政治(甲骨文字⇒漢字に)

・易姓革命・・王朝が変わること。
易(変わる)姓(名字)

禅譲(ぜんじょう)平和的に
放伐(ほうばつ)武力で強引に

ーーーーーーーーーーーーーーーー
〇周(西周)(B11C~B770)
(都:鎬京・こうけい)(後の長安・西安)
・渭水(いすい)(黃河から少し出た所)流域に建国
・封建制度・・血縁関係を重視。王一族に封土を与え諸侯とする。
・宗法(規則)。父方の一族(宗族)を重視。
・異民族の侵入で東の洛邑へ移動(B770・ここから東周となる)


(2)春秋戦国時代
〇「王を助けよう」から「王を倒せ」へ
■ 東周(B770~B256)
(都:洛邑・らくゆう)

■ 春秋時代(B770~B403)
覇者(斉(せい)の桓公、晋の文公)
尊王攘夷(王を助けよう)

■ 戦国時代(B403~B221)
晋⇒韓、魏、趙の3つに分裂。下剋上始まる。(王を倒せ)(B403)
戦国の七雄
韓、魏、趙、秦、楚、斉、燕

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〇春秋戦国時代の社会変化
富国強兵
・牛耕、鉄製農具
・余剰生産物⇒青銅貨幣の登場
ー 刀銭(燕・斉)
ー 布銭(韓、魏、趙)(農具)
ー 円銭・環銭(秦)
ー 蟻鼻銭(楚)
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〇諸子百家
■ 儒家(じゅか)・・仁(愛)と礼(敬意)
孔子『論語』(B551~B479)
孟子(B372~B289)・・性善説
荀子(B298~B235)・・性悪説

■ 墨家(ぼっか)
墨子(ぼくし)・・無差別の愛、非政

■ 道家(どうか)
道(どう/タオ)(人が人として守る教え)を追求。無為自然。なすがままがよい。
老子
荘子(B4C)

■ 法家(ほうか)
韓非(荀子の弟子)(~B233)


(3)秦の統一
〇秦はなぜ強くなったのか
秦(都:咸陽)
孝公(B4C)
商鞅(宰相)
変法の実施
中央集権化→富国強兵に成功。

秦王・政(せい)→始皇帝(B221~B210)
王ではなく皇帝を初めて使用。自らを神格化。

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〇秦の始皇帝は厳しすぎ
・郡県制(地方統治)
皇帝が任命した役人を送り込む

・焚書・坑儒
思想・言論の統制。儒家の禁止。

・貨幣の統一
半両銭

・度量衡の統一
面積、長さ、重さ、体積

・兵馬俑
等身大の人形の副葬品

・万里の長城の修築
匈奴対策(モンゴル高原)

・ベトナム遠征
南海郡を設置
ーーーーーーーーーーーーーーーー
〇不満が爆発

始皇帝の死後・・

・陳勝・呉広の乱(B209)
中国史上初の農民反乱
「王侯将相いずくんぞ種あらんや」
(王や軍人や庶民、天下を取るのに身分は関係ない)

・秦の滅亡(B206)
項羽(楚)✕ VS 〇劉邦(農民)


(4)前漢の時代

〇前漢の統治の工夫
前漢(都:長安)
劉邦(高祖)(位B202~B195)
「祖」の字が入ると建国者

・郡国制(地方統治)ミックス型
直轄地・・郡県制(中央から役人を派遣)
それ以外・・封建制(一族に統治を任せる)

・匈奴の冒頓単于に敗北
(単于は君主を意味する)

高祖の死後、諸侯が力を持つ

景帝(6代)
・呉楚七国の乱(B154)
諸侯の反乱→鎮圧

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〇武帝の国内政治
武帝(7代)(B141~B87)(景帝の子)

・郡県制に戻す→中央集権化
役人の数が必要になる。

・郷挙里選(官吏登用)
役人を雇う。地方にいる優秀な人材を、地方長官が中央に推薦。⇒実際には豪族の官職独占へとつながってしまった。

・儒学の官学化(官僚の学問にする)
董仲舒が献策。五経博士(儒学研究の専門機関)を設置。皇帝に対して従順な人材を育成。

・塩・鉄・酒の専売

・均輸と平準
物価の調整と安定

・貨幣
五銖銭(ごしゅせん)→隋の時代まで使用された。重さが5銖。
Wiki

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〇武帝の対外遠征

・漢の最大領土を形成。

・張騫を大月氏(だいげっし)に派遣(B139)13年間
匈奴を挟撃するため
(バルハシ湖、天山山脈のあたりまで)
↓↓
大月氏は同盟拒否。帰国。
↓↓
武帝は西地域の情報を評価。
貿易ルートの発見。後のシルクロードになる

・匈奴討伐(B129)
東西交易路を抑える。西域へ進出

・南越の征服(B111)
(越=ベトナム)
日南郡を設置。

・衛氏朝鮮の征服(B108)
建国者:衛満(えいまん)
朝鮮4郡の設置。楽浪郡他(現ピョンヤン)。

・汗血馬の獲得
1日千km走ると言われた。大宛(フェルガナ)


(5)後漢の時代と漢代の文化

〇豪族と宦官の台頭
前漢の財政難。
武帝の死後、前漢が衰退・・。

豪族(地方の実力者)、宦官(後宮に仕えた)、外戚(妻の親戚)の台頭。

■ 新(8~23)
(都:長安)
王莽
皇帝の妻の一族
復古主義。周を目指す。(千年前の政治)

・赤眉の乱(18~27)
新の滅亡。赤は「漢」のシンボルカラー。

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〇後漢の不思議
200年も長く続いた理由→西方との交易で繁栄

後漢(25~220)
(都:洛陽)

・劉秀(光武帝)(位25~57)
豪族の力を借りて外戚を排除。(皇帝の力は弱い)

・東西交易。インド(クシャーナ朝)、ローマ帝国、イラン(パルティア・安息)

・「漢委奴国王」
倭人(日本)との交流。金印を授けた。

■ 班超・西域都護(せいいきとご)へ就任(91)

・(匈奴との戦で)「虎穴に入らずんば虎子を得ず」
(後任へのアドバイスに)「水清ければ魚すまず」

・班固(「漢書」)の弟。

・部下の甘英は大秦(だいしん/たいしん)(ローマ帝国)へ派遣された。シリア、地中海までたどり着くも、その先は行けず、戻る。

・大秦王安敦(たいしんおうあんとん)(マルクス=アウレリウス=アントニヌス)の使者が日南郡へ来訪。(166)

後漢に陰りが・・

・党錮の禁(166、169)
宦官が官僚を処刑

・黄巾の乱(184)
太平道の張角。農民反乱。
→豪族が鎮圧するも、後漢は滅亡。

ーーーーーーーーーーーーーーーー
〇前漢・後漢の文化
中国文化の礎はこの時代にあり

・儒学の発展
五経(儒学の経典)
『易経』『書経』『詩経』『春秋』『礼記』

・訓詁学(後漢)
大成者:鄭玄(じょうげん)
五経の字句解釈。

・製紙法の改良
蔡倫(~121頃)
木簡、竹簡→紙へ

・歴史書

● 司馬遷『史記』(B145~B86)
・古代から前漢武帝まで
・紀伝体。皇帝や英雄など人物にスポットを当てた。

● 班固『漢書』(32~92)
・前漢の歴史書
・紀伝体。
・班超(西域都護)の兄。


 

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【06】東南アジア前近代史

【06】東南アジア前近代史
山岳や島々なので民族の侵入はあまりない。国別に見る。

(1)ミャンマー・タイ・カンボジア
(2)ベトナム
(3)スマトラ・ジャワ


(1)ミャンマー・タイ・カンボジア

〇 ミャンマー
エーヤワディー川流域。インドの隣。

1.パガン朝(1044~1299)
・ビルマ人の最初の王朝。
・上座部仏教。
東南アジア各地に仏教が広がるきっかけになった。
・✕元の侵攻で滅亡(1299)

2.タウングー(トゥングー)(1531~1752)
・ヨーロッパとの交易

3.コンバウン朝(1752~1885)
・ビルマ人の最後の王朝
・タイのアユタヤ朝を滅ぼす

ーーーーーーー
〇 タイ
チャオプラヤ川流域。

1.スコータイ朝(13C~15C)
・タイ人最初の王朝
・上座部仏教。

2.アユタヤ朝(1351~1767)
・中国・ヨーロッパ・日本との交易
・日本町(にほんちょう)。山田長政。(17C初)
・タイ史上最大領土
・✕ビルマ(ミャンマー)のコンバウン朝に滅ぼされる

3.ラタナコーシン朝(1782~現在)(チャクリ朝、バンコク朝)
・ラーマ1世がビルマ勢力を駆逐し建国
・上座部仏教
・21Cの現在まで続く王政国家。

ーーーーーーー
〇 カンボジア
メコン川流域。

1.扶南(1C~7C半)
・オケオ(外港)
仏像、漢の鏡、ヒンドゥー神像、ローマの金貨などが出土。
一大貿易拠点。

2.真臘(しんろう)(6C~15C)
・クメール人(カンボジア人の先祖)
・ヒンドゥー教を国教化

アンコール朝(802~1432)全盛期
・スールヤヴァルマン2世(全盛期の王)12C/
↓↓
・アンコール=トム(町)王都遺跡

アンコール=ワット(寺院遺跡)
ヒンドゥー教寺院(12C)から→後に上座部仏教寺院(14C)になった。

アンコール=ワットは、カンボジアの国旗に描かれている。

カンボジアの旗


(2)ベトナム
インドシナ半島

〇 ベトナムの古代文明
ドンソン文化(B4C~紀元前後)
青銅器も鉄もあった。稲作。
銅鼓(どうこ)の使用。中国文化の影響。

ーーーーーーーーー
〇 南ベトナム・・チャンパー
貿易だけで栄えた。

チャンパー(2C末~17C)1500年間
・チャム人が後漢から独立
・海上交易で繁栄。インド、中国をつなぐ。必ず立ち寄る港。
・中国での呼び名→林邑(りんゆう)(後漢~唐)→占城(せんじょう)(唐末~清)

ーーーーーーーーー
〇 北ベトナム・・大越国
中国っぽい。

(中国からまとめて見ると)
大越国(だいえつこく)(11C~19C)

1.李朝(11C~13C)
・ベトナム人最初の王朝。(それまでは800年間中国の支配下にあった。)

2.陳朝(13C~14C)
字喃(チュノム)
ベトナム文字。現在も使われている。漢字を元に作られた。
モンゴル軍を撃退する。(13C後半)

↓↓
一時的に明・永楽帝の支配下に。
↓↓

3.黎朝(15C~18C)
・明を撃退してできた王朝。
・南北ベトナム統一。南のチャンパーを吸収。

4.西山朝(せいざん朝/タイソン朝)(18C~19C)
・西山(タイソン)の乱(クーデター)

 


(3)スマトラ・ジャワ

〇 スマトラ島

シュリーヴィジャヤ王国(7C~14C)
・スマトラ南部
・都:パレンバン
・港市国家
・義浄(唐)。(インド・ヴァルダナ朝後の混乱期に訪れたあと、来訪。『南海寄帰内法伝』にシュリーヴィジャヤの記述がある。)
・大乗仏教

アチェ王国(15C末~1903)
・スマトラ北部
・イスラム教

ーーーーーーーー
〇 ジャワ島
インドの影響(ヒンドゥー教、仏教)→イスラム教

1.マタラム朝(古マタラム)(8C~10C)
・ヒンドゥー教

2.シャイレンドラ朝(8C半~9C前)
・ボロブドゥール(大乗仏教)

3.クディリ朝(928~1222)

4.マジャパヒト王国(1293~1520)
元を撃退(13C)
・ジャワ島最後のヒンドゥー教国家

5.マタラム王国(1580代~1755)
・イスラム教

ーーーーーーーー
〇 歴史的遺産

ボロブドゥール(ジャワ島・8Cシャイレンドラ朝)
大乗仏教の石造遺跡

ワヤン(影絵芝居)
インド『マハーバーラタ』など

ーーーーーーーー
〇 イスラーム化する島嶼部(とうしょぶ)(=大小の島々)

マラッカ王国(14C末~1511)
・マレー半島・・スマトラ島の真向かい
・15C半にイスラム教を受容→東南アジアのイスラム化に大きく貢献。

(影響)
↓↓
アチェ王国(15C末~1903)
・スマトラ島・北部
・香辛料(ナツメグ、クローヴ)

マタラム王国(1580代~1755)
・ジャワ島・東部

 

 


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【05】インドの古典文明

【05】 インドの古典文明
(1)インダス文明
(2)アーリヤ人の抗争と新しい宗教
(3)インドの4王朝(マウリヤ/クシャーナ/グプタ/ヴァルダナ)
(4)インドの古典文化と宗教


(1)インダス文明(B2600~B1800)

西(←)インダス川 / 東(→)ガンジス川

・インダス文明(青銅器)
インダス川流域。
ドラヴィダ系(現在は南インドに)

都市建設。(上下水道、計画的な町)
しかし、宮殿や陵墓は未発見。

インダス文字(未解読)

遺跡
・ハラッパー
インダス川中流・パンジャーブ地方

・モエンジョ・ダーロ
インダス川下流・シンド地方

インダス文明が突然消滅。理由は分からず。(B1800)
↓↓
その後、アーリヤ人南下。鉄。

・アーリヤ人
カイバル峠を越えてパンジャーブ地方に入る。(B1500)
↓↓
ガンジス川流域に移動。(B1000)

アーリア人は少人数なのでヴァルナ(身分制度)を使って支配。

★ヴァルナ(身分制度)(「色」の意味)
・バラモン(司祭者)
・クシャトリア(戦士・貴族)
・バイシャ(商人・庶民)
・シュードラ(隷属民・征服された先住民)
ハリジャン(不可触民)
↓↓
ジャーティ・・職業と結びついた社会階層
(英語:カースト)


(2)アーリヤ人の抗争と新しい宗教

・バラモン教
バラモン教の聖典・ヴェーダ
『リグ=ヴェーダ』(最古のヴェーダ。賛歌集)
多神教、自然への畏怖。

・都市国家の抗争
十六大国の抗争(B6C)
〇マガダ国 VS ✕コーサラ国

争いの中で社会の変化があった。

戦争中はクシャトリア、バイシャが活躍。
バラモン教への批判から新しい宗教が生まれる。
バラモン教の価値観から脱却しよう。
↓↓
ウパニシャッド(奥義書)
(古代インドの宗教・哲学書)
輪廻転生。
↓↓
それを元に作られる。

・仏教(B5C)
ガウタマ・シッダールタ(釈迦)
ブッダ(仏陀)
カースト制を否定。慈悲の心と人間の平等を説いた。クシャトリヤ、ヴァイシャから支持される。

・ジャイナ教(B5C)
ヴァルダマーナ(マハーヴィーラ)
禁欲・不殺生。カースト制を否定。ヴァイシャに支持される。

・クシャトリヤの活躍している作品。
サンスクリット語(古代インドの言葉)
二大叙事詩『マハーバーラタ』『ラーマーヤナ』


(3)インドの4王朝

アレクサンドロス大王の東方遠征(B327)で、一つにまとまらなくちゃ・・と焦った。

1★マウリヤ朝(B317~B180)
(都:パータリプトラ)

◯ チャンドラグプタ王(建国)
(セレウコス朝シリアの攻撃を食い止める。セレウコスの娘はチャンドラグプタの第二婦人になる。メガステネス『インド誌』)

◯ アショーカ王(領土最大)
・仏教。ダルマ(法=仏教理念)に基づく政治。
・磨崖碑(まがいひ)、石柱碑。
・ストゥーパ(石造の仏塔)シャカの遺骨を納める
・第3回仏典結集
・スリランカ布教(セイロン島)上座部仏教

ーーーーーーーーーーーーーーーー

2★クシャーナ朝(1C~3C)
(都:プルシャプラ←この辺りガンダーラ地方)

・カニシカ王(位130~170)(全盛期)
第4回仏典結集

・東西交易拠点。中国とイラン方面の中継地点。
東西文化が混ざり合う。

・ガンダーラ美術
ヘレニズム文化(ギリシア+オリエント)の影響で、仏像が初めて制作される。(仏教美術)

・ササン朝ペルシアの侵入で滅亡

・南には、サータヴァーハナ朝

ーーーーーーーーーーーーーーーー

3★グプタ朝(320~550)
(都:パータリプトラ)

・チャンドラグプタ2世(位376~416)(最盛期)

・法顕(東晋)『仏国記』
チャンドラグプタ2世のことも書かれている。

インドの古典文化

・サンスクリット文学

カーリダーサ『シャクンタラー』(5C)
インドのシェイクスピア。劇作家。

二大叙事詩
・『マハーバーラタ』バーラタ族の争い
・『ラーマーヤナ』コーサラ国のラーマ王子が愛妻シータを救いに行く英雄叙事詩。(ラピュタ)→東南アジアや中国などにも伝わる。

・ナーランダー僧院
仏教教学
(玄奘、義浄もここで学ぶ)

・アジャンター石窟寺院
崖をくりぬいて仏像を彫る。
グプタ様式。(純インド的)

・ヒンドゥー教

ーーーーーーーーーーーーーーーー

4★ヴァルダナ朝(7C)
(都:カナウジ)
ハルシャ=バルダナ王(建国)
(ハルシャ王)

玄奘(唐)(602~664)『大唐西域記』

 

★インドの分裂期
義浄(唐)(635~713)『南海寄帰内法伝』

 


(4)インドの古典文化と宗教

・2種類の仏教

・上座部(小乗)仏教
自身の修行・解脱。マウリヤ朝で成立。
スリランカ、東南アジアへ

・大乗仏教
菩薩信仰。
すべての人々の救済をめざす。
クシャーナ朝で成立。
中央アジア、チベット、中国、朝鮮、日本へ。

・ヒンドゥー教
(バラモン教+地域の民間信仰)

ヒンドゥー=インド

シヴァ神(破壊・舞踏)
ダンシング・シヴァ
踊りながら悪い物を排除する。

ヴィシュヌ神(維持)

『マヌ法典』
各ヴァルナの権利や義務を規定。バラモン優位。女性差別。

バクティ運動(7C)
ヒンドゥー教の神に絶対的に帰依することで解脱する。


 

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【04】ローマ世界

【04】ローマ世界
(概要)(1)領土拡大(2)内乱(3)ローマ帝国(4)キリスト教(5)ローマ文化


(1)共和制の確立と領土拡大

・王政(B8C)
ラテン人がティベル川付近にローマ(都市国家)を建設。
北方からエトルリア人が侵入。王政となる。

・共和制(B6C)
エトルリア王を追い出し、共和制となる。

元老院(国会)。貴族政治。
貴族(任期・終身)。
司会者コンスル(執政官・最高政務官)
緊急時は独裁官(ディクタトル)になる。

民会(全男性市民)

貴族(パトリキ)、平民(プレブス)
貴族だけの政治から→平民(重装歩兵)も政治参加するようになる。

護民官(平民を守るために設置。拒否権を持つ。)
平民会

(法律)
・十二表法(B5C)・・慣習法を成文化。

・リキニウス=セクスティウス法(B367)
執政官(コンスル)2人中1人を平民に。大土地所有の制限。

・ホルテンシウス法(B287)
平民会での立法が認められる。
平民が貴族と同じ権利を持つ→民主政治の完成(B3C)

ーーーーーーーーーーーーーーーー

領土拡大

・イタリア半島統一(B272)

アッピア街道(軍道)
「すべての道はローマに通じる」

分割統治
植民市、自治市、同盟市、の3つに分けて統治。
扱いは段々悪くなる。格差を付けてつながるのを阻止。

・ポエニ戦争(B264~B146)
ローマ VS カルタゴ(フェニキア人植民市)

第1回(B264~B241)
ローマがシチリア島を獲得
ローマ初の属州(海外領土)

第2回(B218~B201)
✕カルタゴ・名将ハンニバル
アルプス越え。
VS
〇ローマ・大スキピオ(祖父)

第3回(B149~B146)
小スキピオ(孫)
↓↓
B1C頃、東西に領土拡大


(2)内乱の一世紀(B133~B30)

属州(プロヴィンキア)・・征服地
騎士(エクイテス)・・徴税請負人

奴隷制度の普及(戦争捕虜)
農業奴隷となる。大土地経営に利用される。

・中小農民の没落。
重装歩兵は戦費自己負担で疲弊していった。
無産市民となり「パンと見世物」を求めて都市ローマへ。

彼らが捨てた土地を使って、富裕層が大土地経営を行う。
ラティフンディア(ラティフンディウム)
↓↓
二極化

派閥闘争
閥族派(金持ち)(スラ)VS 平民派(マリウス)

 

★「内乱の1世紀」(B133~B30)
二極化が対立。

・グラックス兄弟の改革(B133~B121)
無産市民に土地を配り直そうとしたが、反対に合い失敗。

・同盟市戦争(B91~B88)
ひどい扱いを受けていた同盟市が暴動。鎮圧されるが、イタリア半島内の全ての都市に市民権が与えられた。

・スパルタクスの反乱(B73~B71)
健闘士。
↑クラッスス、ポンペイウスが抑える

・第1回三頭政治(B60~B53)
カエサル(マリウスの後継者)・クラッスス(パルティア遠征で没)・ポンペイウス(スラの後継者)

・カエサルの独裁(B48~B44)
終身ディクタトルに就任
共和主義者ブルートゥスらに暗殺

 

・第2回三頭会議(B43~B36)
オクタウィアヌス(カエサルの養子)・アントニウス・レピドゥス

・アクティウムの海戦(B31)
オクタヴィアヌス〇  VS  ✕クレオパトラ・アントニウス


(3)ローマ帝国

・帝政ローマ
オクタウィアヌス
元首政(プリンキパトゥス)(B27~284)

「アウグストゥス(尊厳者)」(位B27~14・41年間)という称号を元老院からもらうが「プリンケプス」(第一の市民、市民の代表)を自称した。
独裁の色を消していった。

・パクス=ロマーナ(ローマの平和)(B27~180)約200年間
オクタウィアヌスから五賢帝まで。

五賢帝(96~180)
・ネルウァ
・トラヤヌス(領土最大)
・ハドリアヌス(国内安定)
・アントニヌス=ピウス(平和・安定)
・マルクス=アウレリウス=アントニヌス(161~180)
『自省録』ストア哲学者
後漢「大秦国王・安敦(たいしんこくおう・あんとん)」

・季節風貿易(1~2C)
インド洋

・ローマ風都市の建設。
ロンドン、パリ、ウィーン

・土地制度
ラティフンディアから→コロナトゥスへ
奴隷→コロヌス(小作人)を使って経営する。

ーーーーーーーーーーーーーーーー

3世紀の危機

★軍人皇帝時代(235~284)
50年間に26人の皇帝。混乱期
北からゲルマン人、東からササン朝ペルシアの侵入。

皇帝ウァレリアヌス(位253~260)
ササン朝ペルシアに捕まる

★専制君主制(ドミナトゥス)284~395

・ディオクレティアヌス(284~305)
専制君主制を開始
テトラルキア(四帝分治制)
皇帝崇拝の強制→キリスト教を迫害

・コンスタンティヌス帝(306~337)
ミラノ勅令(313)→キリスト教を公認
コンスタンティノープルに遷都(330)

・テオドシウス帝(379~395)
キリスト教を国教化(392)
↓↓
ローマ帝国が東西分裂(395)
↓↓
東ローマ帝国(~1453)✕←メフメト2世
西ローマ帝国(~476)✕←オドアケル


(4)キリスト教

イエス
パレスチナ(ベツレヘム)に生まれる。
当時は厳格なユダヤ教パリサイ派が浸透。

救世主(メシア)であることを自覚
神の絶対愛、隣人愛
十字架による処刑(30)
信徒はイエスがキリスト(救世主)であること、その教えを信じる。

使徒
ペトロ・・一番弟子。第一の使徒・初代ローマ教皇。
パウロ・・初めはパリサイ派でイエスを迫害、後に使徒に。東方に伝道。

『新約聖書』
『福音書』イエスの言行録。
『使徒行伝』ペテロやパウロの伝道

ーーーーーーーーーーーーーーーー

キリスト教の迫害の歴史

皇帝崇拝の拒否。
・ネロ帝(64)。火事の責任をキリスト教徒のせいにした。
ペテロを処刑。

・ディオクレティアヌス帝の大迫害(303~313)

・ユリアヌス帝(4C後)
キリスト教公認後に迫害したので「背教者」(裏切り者)と呼ばれた。

カタコンベ(地下墓所)
避難所・礼拝所

ミラノ勅令で公認(313)
テオドシウス帝が国教化(392)

ーーーーーーーーーーーーーーーー

キリスト教義

公会議=キリスト教の宗教会議

・ニケーア公会議(325)
正統:アタナシウス派(三位一体説)
→皇帝にとっては都合がいい。自分の発言は神の発言だと言えるから。

異端:アリウス派
→ゲルマンへ

・エフェソス公会議(431)
異端:ネストリウス派
→ササン朝・唐(景教)へ

・カルケドン公会議(451)
異端:単性論
→エジプト・シリアへ


(5)ローマの文化

★ラテン文学
ウェルギリウス『アエネイス』(建国叙事詩)
ローマの建国の歴史・神話
(オオカミに育てられたロムルスとレムス)
アウグストゥスも気に入る

キケロ『国家論』
ラテン語散文の模範。弁論。

詩人
ホラティウス
オウィディウス

★歴史
タキトゥス『ゲルマニア』
ゲルマン人は素朴。ローマ人の傲慢さを嘆いた。

ポリビオス
政体循環史観

カエサル『ガリア戦記』

リウィウス『ローマ史』
年表順

プルタルコス『対比列伝』
ギリシアとローマの英雄を比べた物語。

★自然科学
プトレマイオス 天動説(2C)→キリスト教世界で採用されていく

ストラボン『地理誌』

プリニウス『博物誌』(23~79)
百科全書。地形、地理、気候など。
火山噴火の有毒ガスを吸って亡くなる。

★哲学(ストア派)
ギリシア時代に生まれたストア派(ゼノン)を継承。
・マルクス=アウレリウス=アントニヌス『自省録』
・セネカ『幸福論』ネロ帝の師匠
・エピクテトス(ギリシア人奴隷)

★ローマ法
市民法から万民法へ
『ローマ法大全』ユスティニアヌス大帝の命でトリボニアヌスが編纂。

★キリスト教思想。
アウグスティヌス『神の国』『告白録』→中世スコラ哲学に影響。
エウセビオス→ビザンツ皇帝の王権神授説へ。

★建築
凱旋門、コロッセウム、パンテオン(万神殿)、ガール水道橋(南仏)、浴場(カラカラ帝)

★暦
・ユリウス暦
カエサルが制定。
エジプトの太陽暦を採用。1000年以上使われる。


世界史タイトル一覧

【04】ローマ世界(トライ動画)□⇒

 

 

 

 

 

【03】ギリシア世界

【3】ギリシア世界
(概要)
エーゲ文明のあと、ギリシア人が南下。
交易社会なので話し合う必要があった。
↓↓
ペルシア戦争
民主政治の完成
その後内乱、混乱
↓↓
アケメネス朝ペルシアを倒す動きへ


★エーゲ文明
青銅器文明。
・クレタ文明(B2000~B1400)
都クノッソス。平和的。
英エバンズ。城壁のない宮殿

・ミケーネ文明(B1600~B1200)
クレタ文明を滅ぼす。好戦的。
ミケーネ、ティリンス
線文字。英ヴェントリス。
独シュリーマンが発見。
トロイア(トロヤ)
ドーリア人か海の民により滅亡か?

★ギリシア人の南下
・ドーリア人⇒「鉄」を持ってきた。
・イオニア人
・アイオリス人

★暗黒時代(B12C~B8C)
ギリシアは山が多く雨が少ない。
果樹栽培が中心。(オリーブ・ブドウ)
交易。

★ギリシアの特徴
・集住(シノイキスモス)
・貴族政治

・ギリシア植民市
交易・貿易の拠点として植民市を建設。
ビザンティウム(ビザンティオン)(黒海沿岸)、シラクサ、ネアポリス(ナポリ)、マッサリア(マルセイユ)。

・アクロポリス(丘)
・アゴラ(公共広場)生活の中心

ヘレネス(自称)、バルバロイ(異民族)
デルフォイの神託
オリンピアの祭典


・アテネ
貴族政治(B8C)
↓↓
平民が重装歩兵に
ファランクス
↓↓
民主政治に参加

B621 ドラコン 慣習法(暗黙のルール)を成文化
B594 ソロン 財産政治。債務奴隷の解放
B561 ペイシストラトス 僭主政治(市民からは支持)
B508 クレイステネス 民主政治の基礎
デーモス(区)
陶片追放(オストラキスモス)、オストラコン(陶片)
↓↓
その後ペルシア戦争へ・・

・スパルタ
穀物栽培が可能。閉鎖的。
完全市民(スパルティアタイ)ドーリア人
ペリオイコイ(半自由民)農業・商工業
ヘイロータイ(ヘロット)(隷属農民)

リュクルゴス(伝説の立法者)軍事的


★ペルシア戦争(B500~B449)
きっかけは、ペルシアの襲来に対するイオニア植民市の反乱。
小アジア ミレトス

・マラトンの戦い(B490)
✕ペルシア(ダレイオス1世)
VS
〇アテネ重装歩兵

・サラミスの海戦(B480)
✕ペルシア艦隊
VS
〇アテネ テミストクレス
無産市民の三段櫂船の漕ぎ手で活躍

・プラタイアの戦い(B479)
〇アテネ・スパルタ連合軍の勝利

↓↓
・デロス同盟(B478)
ペルシアの再来に備えた。アテネ中心の軍事同盟。他のポリスを支配。

・ペリクレスの時代(B443~B429)
民主政治の完成。
民会(18歳以上の男性市民)が最高機関となる。
直接民主制(議員を選ぶのではなく直接参加する)
陪審員、奴隷制

その後、ポリスの対立

・ペロポネソス戦争(B431~B404)
ペロポネソス同盟 (スパルタ)VS デロス同盟(アテネ)
ペリクレス病死したが戦争は終わらず。アテネは衰退していく。

デマゴーゴス(デマゴーグ)
扇動政治家。衆愚政治。

スパルタがアテネを破るも、長くは続かず。
今度はテーベ(テーバイ)がスパルタを破る。
(※テーベという町はエジプトにもギリシアにもある。)


マケドニア
フィリッポス2世(位B359~B336)
・カイロネイアの戦い(B338)
アテネ・テーベ連合軍を撃破

・コリントス(ヘラス)同盟(B337)
スパルタ以外のギリシア諸ポリスの同盟。

アレクサンドロス大王
東方遠征開始(B334)
・イッソスの戦い(B333)

・アルベラ(ガウガメラ)の戦い(B331)
ダレイオス3世を破る。

アケメネス朝ペルシアの滅亡(B330)

★ヘレニズム時代
・ギリシアとオリエントを統合
・アレクサンドリア市を70個建設
・ペルシアの統治を尊重し採用
・コイネーを公用語に
(共通ギリシア語)

アレクサンドロス大王急死(B323)
↓↓
ディアドコイ(後継者)の分立
・アンティゴノス朝マケドニア(B306~B168)

・セレウコス朝シリア(B312~B63)
パルティア(イラン高原)、バクトリア(中央アジア)などが独立へ

・プトレマイオス朝エジプト(B304~B30)
(都:アレクサンドリア)
ヘレニズム文化の中心
最後の女王クレオパトラ


ギリシア文化

宗教
オリンポス12神
ギリシア神話

・ホメロス『イリアス』『オデュッセイア』
トロイア戦争を題材
シュリーマン

・ヘシオドス『労働と日々』『神統記』
・サッフォー 恋愛詩

・ヘロドトス『歴史』(B485~B425)
ペルシア戦争を物語として描いた。

・トゥキディデス『歴史』
ペロポネソス戦争を描いた。正しい歴史書。科学的。

・フェイディアス(B490~B430)
『アテナ女神像』『パルテノン神殿』
ペリクレスの友人。

ギリシア建築 柱
シンプルな「ドーリア式」から「イオニア式」、「コリント式」と段々豪華に。

三大悲劇詩人
・アイスキュロス『アガメムノン』
・ソフォクレス『オイディプス王』
・エウリピデス『メデイア』

喜劇詩人
・アリストファネス『女の平和』
ペロポネソス戦争を女性目線から批判

 


ギリシア自然科学と哲学

★自然科学(イオニア自然哲学)
・タレス・・万物の根源は水
・ヘラクレイトス・・火・変化そのもの。万物は流転する。
・デモクリトス・・原子
・ピタゴラス・・数

・ヒッポクラテス
医学。西洋医学の父。

★ソフィスト(弁論・修辞の職業教師)
プロタゴラス(B5C)
話し方を教える
「人間は万物の尺度」
人によって物の見方はそれぞれで良い
↓↓
アテネは話がうまいだけで中身のない、衆愚政治になってしまった。

★哲学
・ソクラテス(B469~B399)
ソフィストを批判。絶対的な真理を求めた。

・プラトン(B429~B348)
イデア論
現実と理想がある。その理想に近づいていこう。

・アリストテレス(B384~B322)
現実主義。経験論的。
今の現実からどう変化していけるか。


★ヘレニズム文化

ギリシアとオリエントの融合
世界市民主義(コスモポリタニズム)
価値観は同じ。仲間⇒価値観の違う人もいる。。
「個」が芽生える。個人の幸福についての哲学が生まれる。
↓↓
・ストア派:ゼノン
(ストアは「柱」の意味。柱のそばで話していたので)
理性で欲を抑える。

・エピクロス派:エピクロス
自分の精神的な快楽を追求。

 

★自然科学
ムセイオン(王立研究所)⇒ミュージアム(博物館)の語源
(エジプト・アレクサンドリア)

・エラトステネス(B275~B194)
地球の周囲の長さ(子午線)を測定。
ムセイオン初代館長

・エウクレイデス(B300頃)(ユークリッド)
平面幾何学。(図形問題)

・アリスタルコス(B310頃~B230頃)
地球の自転と公転。

・アルキメデス(B287~B212)
浮体の原理を発見。てこの原理。

★彫刻
ギリシア彫刻はガッシリ筋肉
ヘレニズム彫刻は曲線美
・ミロのヴィーナス
・ラオコーン
神官ラオコーンがアテナ女神の怒りをかってしまい大蛇に襲われた。


【3】ギリシア世界□⇒

 

 

【02】古代オリエント

【2】古代オリエント
・メソポタミア
・エジプト
・シリア・パレスチナ
・イラン高原

<メソポタミア>
ティグリス川・ユーフラテス川の間

メソポタミアは山脈や砂漠がなく、開放的な地形。
ゆえに様々な民族が入ってくる。

・シュメール人(B3000)
ウル・ウルク・ラガシュ
神権政治。

ジッグラト(聖塔)・多神教

楔形文字。粘土板。
ベヒストゥン碑文(現イラン)
(ダレイオス1世の功績を記念する碑文)
英ローリンソンが解読(1847)

60進法、太陰暦、1週7日制。

・アッカド人(セム語系)(B24C)
シュメール人の国家をまとめ、メソポタミアを統一。
軍事力に頼りすぎて長く続かず。
サルゴン王。

・アムル人(セム語系)(B19C~B16C)
バビロン第一王朝(古バビロニア王国)
ハンムラビ法典。秩序の形成。
↓↓
北方からヒッタイトが侵入。
小アジア(アナトリア)からメソポタミアへ。
バビロン第一王朝を滅ぼす。
その後エジプトへ。

・ヒッタイト人(B17C~B12C)
(インド=ヨーロッパ系)
世界初の鉄の使用。馬車。

バビロン第一王朝
↓↓
北・ミタンニ
南・カッシート


<エジプト>
初期王国(B3000)
ノモス(小国家)
王:ファラオ
(太陽神ラーの子)

ギリシア歴史家・ヘロドトス
「エジプトはナイルのたまもの」(贈り物)

・古王国(B27C~B22C)
(都:メンフィス)
ピラミッド(ギザ)公共事業
クフ王(最大)、カフラー王、メンカウラー王

・中王国(B21C~B18C)
(都:テーベ)
ヒクソス(アジア系)の侵入
軍事国家。一時エジプトを支配。

・新王国(B16C~B11C)
(都:テーベ)

アメンホテプ4世(B14C)
アモン・ラー
(テーベの守り神)
神官の台頭。

唯一神アトンに変えた。
テル・エル・アマルナに遷都。
イクナートンに改名。
(「アトン神に愛される」の意味)

B1286年 カデシュの戦い
エジプト VS ヒッタイト
世界初の平和条約

オシリス(死と復活の神)
「死者の書」多神教
魂の復活のためミイラ

パピルス
ロゼッタ・ストーン。仏シャンポリオン(1822)
神聖文字(ヒエログリフ)
民用文字(デモティック)
ギリシア文字

十進法、太陽暦
アマルナ美術(自由で写実的)


<地中海東岸(シリア・パレスチナ)>
商業、遊牧など。

<シリア>
・海の民の台頭(B13C)
ヒッタイト滅亡。
エジプト弱体化。

・アラム人
内陸貿易
ダマスクス

アラム語
西アジアの国際語になる。
アラム文字⇒アラビア文字

・フェニキア人
シドン
ティルス⇒北アフリカ・カルタゴを作る

レバノン杉
その木で船を作る。木自体をも輸出する。

フェニキア文字⇒ギリシア文字⇒アルファベット


<パレスチナ>
・ユダヤ人
ヘブライ人
自分たちはイスラエルという

出エジプト(B14C)・モーセ
ヤハウェ・十戒
ユダヤ教

・ヘブライ王国
2代目 ダヴィデ王(B10C)
(都エルサレム)
3代目 ソロモン王・神殿
↓↓
北:イスラエル王国←アッシリア王国により滅亡

南:ユダ王国←新バビロニアにより滅亡
バビロン捕囚(強制連行)
50年後、アケメネス朝ペルシア、キュロス2世が解放
↓↓
ユダヤ教
旧約聖書、終末思想
メシア(救世主)


<オリエント最初の統一国家>
オリエントはメソポタミア、シリア、エジプト

★アッシリア(B7C)
アッシュル=バニパル
ニネヴェ 図書館
属州に総督を派遣
B612 滅亡

★四カ国
・メディア(イラン高原)
・リディア(アナトリア)、最古の金属貨幣
・新バビロニア(メソポタミア)カルデア人が建国
・エジプト

★アケメネス朝ペルシア(B550-B330)
(イラン人・ペルシア人)

・キュロス2世(建国)
(都スサ)

・カンヴュセス2世
エジプト征服 (B525)

・ダレイオス1世(全盛期)
最大領土
知事(サトラップ)
王の目、王の耳
都ペルセポリス

駅伝制(王の道)スサ~サルデス
寛容な統治

・ゾロアスター教(拝火教)
経典アヴェスター
善悪二元論
善神アフラ・マズダ、悪神アーリマン
最後の審判(終末思想)←最古


<イラン>
東西交易の中心地。イラン高原。
(中央アジア、中国と、メソポタミア、エジプトの中継地点)
貿易管理で繁栄。

アレクサンドロス大王
↓↓
・アンティゴノス朝マケドニア
・プトレマイオス朝エジプト
・セレウコス朝シリア
↓↓
★パルティア(B3C~3C)
アルサケス(建国)
中国から安息(あんそく)と呼ばれる。
(都:クテシフォン)
東西交易の中心地
ローマと抗争
(パルティアン・ショット)
↓↓
★ササン朝ペルシア(3C~7C)
(都:クテシフォン)
・アルダシール1世(建国)
ゾロアスター教を国教化

・シャープール1世(3C)
東:クシャーナ朝を破る
西:ローマ皇帝 ウァレリアヌスを捕縛

・ホスロー1世(6C)
東:突厥と組んでエフタルを滅ぼす
西:東ローマ皇帝
ユスティニアヌス帝と抗争
アンティオキア占領

642 ニハーヴァンドの戦い
イスラム・正統カリフ〇 VS ✕ササン朝ペルシア

651 ササン朝ペルシア 滅亡

 

・マニ教
ゾロアスター教+キリスト教+仏教
ササン朝で弾圧⇒中国、ヨーロッパで広がる。

・ササン朝美術
中国・日本へ。奈良・正倉院

 

【01】先史時代

【1】先史時代

<考古学上区分>
化石人類の登場・・猿人、原人、旧人、新人
・猿人(700万年前)

・原人(200万年前)火の使用

・旧人(60万年前)埋葬。衣類。
ネアンデルタール人

・新人(20万年前)
クロマニョン人、周口店上洞人
洞窟絵画
アルタミラ(北スペイン)
ラスコー(南フランス)

ーーーーーーーーーーー
<時期区分>

・旧石器時代(250万年前~1万年前)
獲得経済。狩猟・採集
打製石器
更新世(氷河期)

・新石器時代(9000年前~)
生産経済。農耕・牧畜
磨製石器
完新世(温暖化)

 

世界史・章立て

トライ世界史・章立て(高校世界史B)

1先史時代
人類の出現と進化 / 化石人類の登場 / 石器・道具の使用 /

2古代オリエント
オリエント世界をみる視点 / メソポタミア / エジプト / メソポタミアとエジプトの文化 / 地中海東岸の民族 / オリエント世界の統一 / 古代イラン /

3ギリシア世界
ギリシア世界をみる視点 / エーゲ文明とギリシア人の侵入 / アテネとスパルタ / ペルシア戦争とアテネ民主政治の完成 / ヘレニズム時代 / ギリシア文化(1)文学・芸術 / ギリシア文化(2)自然科学と哲学 / ヘレニズム文化 /

4ローマ世界
古代ローマをみる視点 / 共和政の確立 / 社会の変容と内乱の一世紀 / ローマ帝国 / キリスト教の成立と発展 / ローマ文化 /

5インドの古典文明
古代インドをみる視点 / インダス文明とアーリヤ人の社会 / アーリヤ人の抗争と新しい宗教 / インドの4王朝 / インドの古典文化と宗教 /

6東南アジア前近代史
東南アジアをみる視点 / ミャンマー・タイ・カンボジア / ベトナム / ジャワ・スマトラ /

7中国の古典文明
古代中国と秦・漢をみる視点 / 古代文明と初期王朝 / 春秋・戦国時代 / 秦の統一 / 前漢の時代 / 後漢の時代と漢代の文化 /

8中国の分裂・混乱期(魏晋南北朝)
魏晋南北朝をみる視点 / 三国時代~西晋の統一 / 北朝と南朝の対立 / 魏晋南北朝の文化 /

9東アジア文明圏の形成(隋・唐)
隋・唐をみる視点 / 隋の時代 / 唐の政治体制の確立 / 唐の支配体制の動揺 / 唐の社会経済と周辺諸国との関係 / 唐の文化 /

10イスラーム世界
イスラーム世界をみる視点 / ムハンマド時代 / アラブ帝国からイスラーム帝国へ / 西方イスラーム世界 / 東方イスラーム世界 / アフリカ・東南アジアのイスラーム化 / イスラームの社会・文化 /

11中世ヨーロッパ世界の成立
成立期の中世ヨーロッパ世界をみる視点 / ゲルマン人の大移動 / フランク王国の発展 / 第2次民族移動の時代 / 封建社会の成立 /

12中世ヨーロッパ世界の展開
当時の社会をみる視点 / ローマ=カトリック教会の発展 / ローマ=カトリック教会の全盛期 / 中世西ヨーロッパ世界の膨張 / 中世都市の発展 / 封建社会の崩壊と教皇権の衰退 /

13中世ヨーロッパ世界の各国史
各国の歴史をみる視点 / イギリス・フランス史 / ドイツ史 / イタリア・イベリア半島・北欧 / ビザンツ帝国の歴史 / 中世東ヨーロッパ諸国 / 中世ヨーロッパ文化 /

14東アジア世界の展開
東アジア世界をみる視点 / 五代十国と北宋 / 征服王朝と北宋の衰退 / 宋の時代の社会経済と文化 / モンゴルの時代 / モンゴル人の支配 / 元の文化 /

15明・清の時代
明・清をみる視点 / 明の成立と中央集権化 / 永楽帝の時代と明への外圧 / 晩年の明と清の中国侵入 / 清の全盛期をみる / 清の中国統治と社会経済 / 明・清の文化(1) / 明・清の文化(2) /

16中国周辺地域史
中国周辺の国々をみる視点 / モンゴル高原・内陸アジア / チベット・雲南地方 / 朝鮮半島の分裂の時代 / 朝鮮半島の統一の時代 /

17イスラーム世界の繁栄
イスラーム世界の繁栄をみる視点 / イラン世界の動き / オスマン帝国の領土拡大 / インドのムガル帝国 /

18ルネサンスと大航海時代
ルネサンスと大航海時代をみる視点 / ルネサンスの始まり / イタリア=ルネサンス / ヨーロッパに拡大するルネサンス / 大航海時代の幕開け / ヨーロッパ人の「新発見」 / 古代アメリカの謎に迫る! /

19宗教改革
宗教改革をみる視点 / ドイツ宗教改革の始まり / ドイツ宗教改革の帰結 / スイス・イギリス宗教改革 / 対抗宗教改革と宗教戦争 / フランス・ドイツの宗教戦争 /

20主権国家体制と西欧絶対王政
主権国家体制と西欧絶対王政をみる視点 / 絶対王政の特徴 / スペイン・オランダ / イギリス・フランス / フランスのルイ14世の時代 / 第2次英仏百年戦争 /

21東欧絶対王政
東欧絶対王政をみる視点 / オーストリア絶対王政 / プロイセン絶対王政 / ロシア絶対王政 / 絶対王政時代の文化(1) / 絶対王政時代の文化(2) / 絶対王政時代の文化(3) /

22イギリスの市民革命
イギリスの市民革命をみる視点 / 国王と議会の対立 / クロムウェルの独裁と王政復古 / 議会政治の完成と産業革命の始まり / 産業革命 / 産業革命が社会に及ぼした影響 /

23アメリカ世界の成立
アメリカ世界の成立をみる視点 / アメリカ13植民地の苦悩 / アメリカ独立戦争 / アメリカ合衆国の政治体制 /

24フランス革命とナポレオン
当時のフランスをみる視点 / 革命前夜の状況と革命の勃発 / 国民議会と立法議会 / 国民公会と総裁政府 / ナポレオン時代のはじまり / ナポレオン時代の終焉 /

25.ウィーン体制の成立と崩壊
ウィーン体制をみる視点 / 絶対王政時代への復帰 / ウィーン体制への反発 / ウィーン体制の動揺 / ウィーン体制の崩壊 /

26.19世紀の欧米諸国(1) 英・仏・伊・独
19世紀の欧米諸国をみる視点 / イギリスの自由主義 / ヴィクトリア時代のイギリス / フランスの政体変遷 / イタリアの統一 / ドイツの統一 / ドイツの発展 / ビスマルク体制 /

27.19世紀の欧米諸国(2) 露・米
ロシアの南下政策 / ロシアの近代化とバルカン進出 / アメリカ合衆国の発展 / アメリカが抱えた問題 / 南北戦争とその後 /

28.19世紀の欧米諸国(3) 19世紀の欧米文化
文学 / 芸術 / 哲学・社会主義思想 / 科学・技術 /

29中国と朝鮮の植民地化
中国と朝鮮の植民地化をみる視点 / アジア三角貿易とアヘン戦争 / アロー戦争と太平天国の乱 / ロシアの極東南下と洋務運動 / 日本の朝鮮進出 /

30アジア諸地域の植民地化
アジア諸地域の植民地化をみる視点 / フランスのインドシナ進出 / オランダ・イギリスの東南アジア進出 / イギリス東インド会社のインド経営 / オスマン帝国の衰退 / オスマン帝国の近代化 / イラン・アフガニスタンの植民地化 /

31帝国主義の時代
帝国主義をみる視点 / イギリスの動向 / フランスの動向 / ドイツの動向 / ロシアの動向 / アメリカの動向 /

32世界分割と列強の対立
世界分割と列強の対立をみる視点 / アフリカ分割の始まり / イギリスのアフリカ進出 / フランスのアフリカ進出 / その他西欧諸国のアフリカ進出 / 太平洋・オセアニア分割 / ラテンアメリカの従属化 / 列強の二極化 /

33帝国主義と東アジア
帝国主義と東アジアをみる視点 / 中国分割と近代化運動の行方 / 中国をめぐる日本とロシアの対立 / 朝鮮の行く末と清末の改革 / 辛亥革命 /

34帝国主義とアジアの民族運動
帝国主義とアジアの民族運動をみる視点 / インドの反英運動 / 東南アジアの民族運動 / 西アジアの民族運動 /

35第一次世界大戦とロシア革命
第一次世界大戦とロシア革命をみる視点 / 20世紀初頭の国際情勢 / 第一次世界大戦の勃発 / 第一次世界大戦の戦局 / ロシア二月革命と二重権力の時代 / 史上初、社会主義国家の誕生 / 内戦と諸外国の干渉 /

36ヴェルサイユ体制とワシントン体制
ヴェルサイユ体制とワシントン体制をみる視点 / 敗戦国ドイツの処分 / 敗戦国の処理 / 戦後の国際秩序の維持 / 国際協調主義にむけて /

37.第一次世界大戦後の欧米諸国
第一次世界大戦後の欧米諸国をみる視点 / 戦勝国アメリカの栄華 / 戦勝国イギリス・フランス / 敗戦国ドイツの復興 / ファシズムの台頭 / 東欧諸国の動向 /

38.戦間期のアジア諸地域
戦間期のアジア諸地域をみる視点 / 新文化運動と中国の民衆運動 / 北伐と中国共産党の動向 / 朝鮮と東南アジアの民族運動 / インドの民族運動 / トルコ革命 / イスラーム諸国の動向 /

39世界恐慌とファシズム諸国の侵略
世界恐慌とファシズム諸国の侵略をみる視点 / 世界恐慌の到来 / イギリス・フランスの対応 / 日本の中国侵略 / ナチ党の勢力拡大 / ナチス=ドイツの動向 / ファシズム諸国の協力体制 / 第二次世界大戦へ /

40第二次世界大戦と戦後秩序の形成
第二次世界大戦と戦後秩序の形成をみる視点 / ドイツとソ連の猛進撃 / ヨーロッパ戦線の終結へ / アジア・太平洋戦線 / 日本支配への抵抗と日本の敗北 / 敗戦国の処理 / 国際連合の設立と戦後経済の再建 /

41米ソ冷戦の時代
冷戦の時代をみる視点 / 第二次世界大戦後のヨーロッパ世界 / 冷戦の始まり / 米ソ両陣営の軍事ブロック / 中国と朝鮮半島の行方 / 東南アジア諸地域の独立 / 南アジア・西アジアの独立 /

42冷戦の激化と西欧・日本の経済復興
冷戦の激化と西欧・日本の経済復興をみる視点 / 朝鮮戦争と軍拡競争 / 核開発と平和運動 / ヨーロッパ諸国の経済統合 / 日本の成長と冷戦の転機 /

43第三勢力の台頭と米ソの歩み寄り
第三勢力の台頭と米ソの歩み寄りをみる視点 / 非同盟主義の新興国 / アフリカ諸国の独立 / ラテンアメリカ諸国とキューバ革命 / 米ソ両大国の動揺 / ヨーロッパにおける緊張緩和 /

44自立を強める東アジア
自立を強める東アジアをみる視点 / 激動の中華人民共和国 / 中国の「暗黒」の時代 / 急成長を遂げた大国!中国 / 朝鮮半島分断国家の行方 /

45アジア諸地域の紛争
アジア諸地域の紛争をみる視点 / ベトナム戦争 / カンボジア・ラオスの情勢 / インドシナ半島以外の東南アジア / 南アジアの紛争 / 中東戦争 / イラン革命 /

46経済危機と冷戦の終結
経済危機と冷戦の終結をみる視点 / 世界的な経済危機 / ソ連の動向と冷戦の終結 / ソ連の崩壊と東欧諸国の民主化 / アメリカの動向 / 西ヨーロッパ諸国 /

47現代文明と各地の紛争
現代文明と各地の紛争をみる視点 / アフリカの紛争 / パレスチナ問題の行方 / イラク・アフガニスタン情勢 / 現代の文化と人類の課題 /

 

世界史 タイトル一覧

<世界史 タイトル一覧>
【01】先史時代
【02】古代オリエント
【03】ギリシア世界
【04】ローマ世界
【05】インドの古典文明
【06】東南アジア前近代史
【07】中国の古典文明
【08】中国の分裂・混乱期(魏晋南北朝)
【09】東アジア文明圏の形成(隋・唐)
【10】イスラーム世界
【11】中世ヨーロッパ世界の成立
【12】中世ヨーロッパ世界の展開
【13】中世ヨーロッパ世界の各国史
【14】東アジア世界の展開(宋・元)
【15】明・清の時代
【16】中国周辺地域史
【17】イスラーム世界の繁栄
【18】ルネサンスと大航海時代
【19】宗教改革
【20】主権国家体制と西欧絶対王政
【21】東欧絶対王政
【22】イギリスの市民革命
【23】アメリカ世界の成立
【24】フランス革命とナポレオン
【25】ウィーン体制の成立と崩壊
【26】19世紀の欧米諸国(1)英・仏・伊・独
【27】19世紀の欧米諸国(2)露・米
【28】19世紀の欧米諸国(3)文化史
【29】中国と朝鮮の植民地化
【30】アジア諸地域の植民地化
【31】帝国主義の時代
【32】世界分割と列強の対立
【33】帝国主義と東アジア
【34】帝国主義とアジアの民族運動
【35】第一次世界大戦とロシア革命
【36】ヴェルサイユ体制とワシントン体制
【37】第一次世界大戦後の欧米諸国
【38】戦間期のアジア諸地域
【39】世界恐慌とファシズム諸国の侵略
【40】第二次世界大戦と戦後秩序の形成
【41】米ソ冷戦の時代
【42】冷戦の激化と西欧・日本の経済復興
【43】第三勢力の台頭と米ソの歩み寄り
【44】自立を強める東アジア
【45】アジア諸地域の紛争
【46】経済危機と冷戦の終結
【47】現代文明と各地の紛争